【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ29)

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ⅩⅩⅧ ページ29

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『＿久し振りに開いたけど、まだ依頼届いてるんやな、、』

何でも屋黒狐のホームページを開けば、沢山届いている依頼、その中から極秘依頼のページを開けると暗殺依頼が山ほど来ていた、たまに我々国関連で依頼があったら横流しするんやけど、今回は来てるかなぁ‥

『ん？なんやこれ』

捜索依頼が極秘依頼に分類されるなんて珍しい、そう思いながらクリックして依頼内容のところを開く、どうやら日常国の総統が拐われたらしい、正直他国の総統なんてどうでも良い、なんて思ってホームページを閉じようとした瞬間、昔話したロボロとの会話を思い出した

((rbr「俺の兄さんは日常国の総統＿」))

『……こんな時に思い出すなんてな』

仲間の兄弟となれば話は別、助けない訳が無い、でも今すぐ行けるかと聞かれると無理、日常国までは結構遠く電車で約一週間、飛行機で四日の距離、準備も色々あるし、、そして相手国が因縁の相手、これはもう復讐の機会だよね？

『…此処を離れるのは惜しいけど』

久し振りに火が付いてしまった復讐心は消えることを知らない、結構日はクリスマスにしよう、みんなが寝静まった聖夜ならバレずに出ていける、、

shp「＿潮風が気持ちいですね」

『何故冬に来ようと思った？』
shp「Aさんとのデートに季節なんて意味を成しませんよ」
『成すわ!!それになんで夜なん!?』

突然「ドライブデート行きますよ」と言われて連れ出された挙げ句、寒い外で缶珈琲を飲む私、城のベッドが恋しいんだが？それに今日はクリスマス、結構日何だけど、、

shp「そろそろですよ」

『？おぉ…』
shp「綺麗ですよね、この海、夜の11時になったら光出すんですよ、何かヒカリ苔ってのが居るみたいで」

虹色に光る海に感動を覚える、とても綺麗で写真を撮っていれば後ろから誰かに抱き着かれた、ショッピくんは隣に居る、腰に回された腕は黄緑色の服を着ていて、誰かは分かったけど理解が出来なかった

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