【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ28)

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ⅩⅩⅦ ページ28

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『大丈夫やったか？ほんま許せへんな、女子一人に寄ってたかって』

？「ぁ‥、ぇ…」
『もう大丈夫やから、ゾムが男共気絶させたし、念のため医務室行こな』
？「……(ｺｸｺｸ」
zm「…ん？待って、その子、男ちゃう？」
『え"、マジ？』

？「は、はぃ‥お、おと、こ、、です」
『女の私より女子らしくないか!!?』

めっちゃ可愛いから女子やと思ったんやけど‥スゲェ失礼やん!!私!!コンプレックスかも知れんのに!!謝ればその子はすんなりと許してくれた、よく間違えられるから慣れてるそう、、

『にしてもなんで苛められとったん？やっぱ妬み系？運動神経良いからとか』

？「い、いえ、、ボクそこまで動けません」
『じゃあ頭良いから？』
？「中間より上ってだけで上位には居ません、、ボク、実家が裕福で‥それで裏口入学したと疑われて」
zm「軍がそんなん許す訳ないのに馬鹿やん」
？「それを言ったら反論するなと…」

『ウザい系男子の八つ当たりって感じやな、アイツら退学させな気が済まんわ』
zm「分かる、てか裏口入学的なことしとるんって俺ら幹部が多くね？w」
『確かにせやんw』
？「そ、そうなんですか‥？」
zm「せやで、まともに軍学校通って幹部入りしてるんは半分くらい？残りは他国から引き抜かれたり‥俺の場合はグルッペンを殺しに行ったところ引き抜かれた、Aは助けて貰ったんやっけ」
『おん、依頼でヘマして大怪我負ってるところをトンさんに引き取られた、そんでそのまま幹部入りを推薦されて幹部補佐に定着って感じ？』

やからまともに軍学校通ってない奴が多いんよね、でも慕われてるし、正直裏口入学とかどうでも良い

『実力で示したらええんちゃう？』

？「え？」
『頑張って訓練続けてたら頭脳面か運動面どっちかは伸びるやろ、てか上は基本脳筋馬鹿多いから頭脳面鍛えた方がええと思うで』
zm「脳筋馬鹿にお前も入っとるんやで」
『喧しいわ、兎に角頑張ってな!!』

この子は絶対幹部入りする、やって悔しい思いした奴ほど将来強くなんねん、持論を内に呟きながら、頭をそっと撫でて私達は送り届けた医務室から出た

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