【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ27)

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『なんで毎度ゾムと恋人って疑われなアカンの？そのたんび否定するんそろそろ疲れてきた』

zm「やったら否定しんかったら？俺は別にAと恋人やって言われても嫌ちゃうで」
『将来彼女出来るかも知れへんやろ？』
zm「ないない、彼女作るする予定無いし」
『作ってみろよー』

zm「いや、女と付き合ったことはあんで？別に好きちゃうかったけど遊び相手として、、そんで痛い目あってん」

ゾムが言うにはその女子は束縛系だったらしく、仲間と会話することすら許さなかったそう、初めは配慮してたけど、流石に仲間との会話まで制限されたら腹が立ち別れようと言えば包丁で刺されそうになるわ、、

『お前壮絶な過去持ちかよ』

zm「Aほどじゃないわ」
『アレは除外に決まってるやろ』
zm「はいはい、まぁ、その元カノの二の舞になりたくなくて二度と女とは交際したくないねん、やから防波堤としてAと付き合ってる風にしてる」
『全ての元凶テメェだな？』
zm「距離近くても何も言わないAが悪いんですぅーw」

『あれが普通だと思って…ん？』
zm「どうした？」
『しぃー‥何か聞こえる』

微かに捉えた音を聞くため集中して音を聞き分ける、教授同士の愚痴や風の吹く音、でも違う、捉えたのはそんな生易しいものでは無くて、、

「た＿すけ、＿」

『!!コッチか』

聞こえた音を頼りに歩き出す私、何となくだけど「助けて」と言ってるような気がする、多分それを言った子の居る教室を開けようとすれば鍵が掛かっていた。

『ゾム、蹴飛ばして』

zm「ほぉーい!!」
(ﾄﾞﾝｯ_
『…いじめ現場って感じやな』
zm「気ぃ悪いわぁ、、」

男子数人が寄ってたかって女子いじめるとかほんま馬鹿らしい、ゾムが男子達を気絶させてその間に私は女子の肩を抱いて教室を後にする

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