【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ26)

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『ｯあっぶね!!』

zm「んヒヒ、流石やな!!!」
『お前の相手何回やっとると思うねん!!』
zm「何ー？セッ【ﾋﾟｰ】の話？」
『小声で言うな!!!』

身体を捻ってゾムからの攻撃を避けつつ、私は地面に片手を付けて足を振り上げた、その足を掴んでゾムが投げるから空中で回転を掛けて片足で着地し勢いのまま、ゾムの元までジャンプする、得意なワイヤー操作で彼方此方移動してナイフを投げるけど、弾かれたり時にはそれを投げ返されたり、キリがない勝負に嫌気が差して仕掛けるため近付くとナイフを振り下ろしてる彼が居て完全には避けられず服が一部破られた

偽物ナイフと言っても勢いさえあれば切れるからなぁ‥苦笑いしながらゾムに再び仕掛けようとしてると、焦ったように近付いてきたゾムがパーカーを脱いで私に無理矢理被せる、取り敢えず攻撃の手を止めて腕を通した

zm「ふぅ‥も、もうこれでええよな!!エミさん!!」

em「そ、そうですね!!」
『？どないしたん、そんな赤くなって』
zm「お前さぁ!!服破れて胸見えかけてんのにまだ戦い続けようとすんなよ!!!」
『いやいや!!戦場でそんなん気にしてる暇ないやん!!脱げても戦う!!それ私のポリシーやで!?』
zm「女としての自覚持ってくれ!!!」
『いて"ッ』

何故どつかれる!?意味分からん!!困惑していると辺りが拍手に包まれる、それで次は個別指導らしく一旦着替え直して私は女子の指導する、だけど正直ゾムのパーカー大きくて動きにくい、、なんて思っていれば休憩時間に入って一気に周囲を囲まれた。

『えっと？なんや？？』

「ゾム様とはどんな関係ですか!?」
「やっぱ付き合ってる!?」
「エーミール教授合わせて三角関係?!」
『いや別に何も無いで!!?』
「「「絶対嘘!!!」」」
『ほんまやって!!』

なんで毎度誰かと付き合ってるって思われなアカンの!?恋愛興味ないんだが!!!そして、イマドキ女子達の恋バナに巻き込まれてへとへとになる私、、実践訓練も無事終わり、ゾムと合流してエミさんの居る教授室へと向かう

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