【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ18)

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ⅩⅦ ページ18

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『＿つまんないなァ‥お前ら』

戦争で敵国の奴らを殺しながら呟く、面白味が無い、無さすぎる、、弱い、なんて思っていると衝撃が背中から加わって受け身を取ったけれど、瓦礫まで飛ばされて勢い良くぶつかった、骨が折れた音がする、口が鉄分でいっぱいになる、その時やっと理解した、ミサイルが飛んできたんだって、此処に居た人間達、本来は強い奴のはずだったのにやけに弱いなぁ‥とは思ってたけど、あれね、捨て駒やったんやね

『ﾁｯ、ﾍﾟｯ…偉い奴は高みの見物ってか？』

「アイツまだ生きてるぞッ!!」
「女じゃん、一発やってからにするか？」
「戦争で溜まってるからな」
『誰がテメェらの相手するか、よッ!!』

熱い、身体が、頭が、全身が熱くて口角が上がる、アドレナリンで痛みが分からない、分からないなら動ける、少しでも此処の奴ら殺してやる、いいや、全員殺すまで戻ってやるもんか

『…ンヒヒ、遊ぼ？ワタシといっぱい!!』

助走を付けジャンプして相手の首を足で挟みナイフを滑らせる、そして身体を地面まで付く勢いで反らして片手を付き、ブーツに仕込んであるナイフでもう一人の敵の喉仏を刺した、殴ろうとしてくる敵の攻撃を交わしてバク転をする、ナイフを上に投げてリボルバーで今度は心臓を撃ち抜く、敵三人が無事死んだのを確認して私は落ちてくるナイフの柄を片足で蹴った。

それは向かってくる兵士の首に刺さってそいつは発狂する、ンフフ、その悲鳴を聞くために殺った甲斐あったなァ

『もっとモっともットモット!!!!』

久し振りに出た戦場で私は思いきり暴れる、怪我なんて気にせず、ただ目の前の敵を殺して殺して殺して＿ゾムに羽交い締めで止められるまで私は虐殺を続けていた、終戦した合図なんて聞こえていなかったのに、もう終わっていたみたい、でもまだ戦いたい、ウズウズする、殺したい、コロシ足りない

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