【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ12)

今日:6 hit、昨日:17 hit、合計:198,099 hit

ⅩⅠ ページ12

・

『＿仮面外そっかなぁ‥』

今日この頃、そのことに悩みながら生活している私、何故こうなったのかと聞かれればマンちゃんの正論パンチがクリティカルヒットしたからとしか言えない、でも、九割悪戯心であったとしても残り一割がとても怖がっているんだ

((「悪魔のような容姿ね」))
((「お前はうちの子ではない」))

初めて会った両親から告げられた言葉は、幼い私に絶望を与えるのは容易でまだ身体がその感覚に恐怖している、トンさんに見られても何も思わなかったのは同じ容姿だったから、知ってる、此処は迫害するような所ではないって、でもまだ怖い、だから自分から外すことが出来ない

ﾌﾞｰﾌﾞｰ_
[観光客が場内に侵入した模様、一般職員は直ちに避難をして下さい＿]

『侵入者、、確かに居るな』
「おい女!!大人しくしろ!!」
『…そっちから来てくれるなんて効率がええわ、ほんじゃさいなら』

立ち止まっていると窓を割って二階に侵入してきた観光客と遭遇して一人に回し蹴りを入れる、飛んでくる銃弾をステップを刻みながら避ければ相手は怒って特攻してくる、それをねじ伏せるとスナイパーからの攻撃を受けて仮面が割れた、すぐ物陰に隠れてリボルバー片手に一瞬窓から外を覗く、弾丸の発射位置を予測してそこに目を凝らし口角を吊り上げる

『五感は良い方なんだよね』

ﾊﾞﾝｯ_

どんなに遠くても鷹の目みたいに捉えられる、私は戦闘に特化した生物兵器、普通ではない化け物、それになることしか許されなかった、溜め息を吐いてリボルバーをホルダーにしまう、相手の着てる服で観光客を縛って拷問室までの道のりを歩く、因みに持てないのでめちゃくちゃ引きずってるw それにしても何か忘れてる気がするんだけど、、

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇