#447【恵愛】 ページ48
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リヴァイside
リ「物珍しいもんでも見てるかのようだな」
あ「う、うん…」
驚く奴の額を傷つけないよう、ハンカチをアルコールで湿らせて拭き直す。
その間、奴の表情がコロコロ変わっているのに気付いた。
だが最終的に頬を赤く染まらせていた。
何考えてるかは知らねぇが…
リ「落ち着け」
そう言うと「わかった」と素直に従うミラ。
打ちどころが良かったんだろう…
でなきゃ、こいつがここまで聞き分けいいはずがねぇ。
その後も拭き終えるまで、じっと何かを堪えるよう俯き黙っているミラ。
その面は相変わらず赤く染まっていた。
…チッ…
まだ残っている乾血を残し、パッと手を離す。
抑えられる時点で離れとかねぇと…
その先のことは、俺自身も検討がつかなかった。
荷馬車に積んである保水筒でハンカチを軽く濯ぐ。
あ「リヴァイ…ありがとう…」
ギュッと掴まれる後丈の裾。
後ろを見なくてもわかった。今のこいつはきっと…
“リヴァイだったら…いいよ…
リヴァイだったら、キスされても…いい…”
“…私って…魅力ないの…？”
これまで俺に見せてきた…あの面でいるはずだ。
敢えて振り向きはしなかった。
経験上、今は振り返るべきじゃねぇと…
リ「虫ケラのように弱い立場のてめぇが何にでも首を突っ込むからこうなる」
手綱を荷馬車へと括り付けながら会話を続ける。
あ「弱くない…」
リ「今の実力はどうか知らねぇが…お前は人質を獲られると弱い」
あ「…そ、そうかも知れないけど…
今回は…グレイソンがいたからで…」
また変な意地が邪魔してやがる。
…ったく…
リ「いいから黙って寝てろ」
あ「………」
荷馬車で休むよう告げる。
あ「リヴァイ…私…」
リ「………」
奴の考えてることだ。
なんとなくわかっていた。
さっきから小刻みに震えてやがる。
リ「全て忘れろ。あれは…ただの悪い夢だったとな」
荷馬車に投げた意識のねぇマーレ兵を引き摺り下ろし、手縄で束する。
グレイソンの奴は敢えてこいつの前には見せなかった。
その後も部下の馬を移動させたり、立体機動を装着したりと…
あ「ありがとね…リヴァイ…(笑」
リ「あぁ…」
奴の震えている肩を見たからには…
何かとその場を離れることはできなかった。
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【現在公開可能な情報(“人類最強”の幼馴染ver)】
グレイソンに襲われた幼少期時代同様、割とさっぱりしたリヴァイの対応は(あまり触れなかったのは)彼なりの配慮です。
ただミラのそばにはいました。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
