#443【危惧】 ページ44
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ハンジside
「これを押せば、ここは一瞬にして火の海…
ドカンだぞ…」
ハ「…ッ…！」
ハハッ…と笑う男。
自らの命を懸けてでもミラを殺す使命を全うしようとしていた。
まさかそこまで考えていたとはッ…
奴等の死への覚悟を甘んじていた。
リ「…チッ…クソが…
お前等は一先ず先に脱出しろ。後で行く！」
サ「そんな！一人でなんて無茶です！
体勢を立て直してから！」
リ「そんな余裕はない」
ア「兵長！」
リヴァイの考えを察した私は、弾丸で打たれたであろう腰部を抑え倒れているミラを抱え上げた。
己の能力である程度は治癒しているようだ。
そのせいで抵抗を始めるミラ。
あ「待ってハンジ！私もリヴァイと戦うッ…！
下ろしてッ…！」
ア「ダメですよ！
まだ完全に回復したわけじゃないんですし、安静にしてて下さい…！」
サ「そうですよ！
今回は私達の言うこと聞いてもらいますからね！」
あ「…ッ……で、でもリヴァイが…！」
ハ「君が彼を信じないでどうする」
あ「…ッ…」
ハ「それに彼自身、怒りの熱もただでは治らないだろうしね。
…ハハ、リヴァイは君に相当お熱のようだ」
あ「え…？」
ピタリと止む抵抗。
その隙に倉庫内を勢いよく飛び出す。
残りの団員達を引き連れ、エレン達の待つ荷馬車へと走った。
ある一定の距離まで来ると…
ドドガァンッ…！！
先程までいた倉庫が大爆発した。
粉砕した瓦礫や破片が降り注いでくる。
それを何とか交わしながら、エレンとミラ班の用意した荷馬車へと飛び乗った。
荷馬車へ乗るとすぐさま私から降り、爆発した倉庫へと向かおうとするミラ。
あ「リヴァイ…ッ！！！！」
ハ「待つんだミラッ…今行ってはダメだ！」
あ「何でッ…リヴァイが…まだリヴァイが…ッ…」
徐々に涙が込み上げているミラ。
彼女の気持ちもわかるが…まだ他の仕掛けがある可能性も考えて近寄るべきではなかった。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
