#441【選んだ道】 ページ42
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ソフィアside
倉庫からひたすらに逃げた先にいたのは…
“リヴァイのこと好きなんでしょ…？
それならリヴァイのところへ逃げればいい”
不思議と彼のところへと辿り着いていた。
でもその彼は結局、またあなたを求めて私から去ろうとする…
だから最後に、一つだけ…
どうしてもあなたの口から聞きたい。
グイッとリヴァイさんの手を引く。
ソ「人類の勝利のために戦っているあなたが…
その命をあんな女のために。
あの女が人類の勝利より大事ですか…？」
そして彼は暫く考えた後、ゆっくりと口を開いた。
リ「あぁ…」
たった一言だけれど…
彼の言葉一つひとつに重みがあることを私は知っている。
“人類の勝利より大切”だというリヴァイさんの想い。
この一言に対しての想いは…
きっと私達には測ることはできない。
全く…2人揃って何なのよ…
そこまでされたら…もう諦めるとしか言いようがないじゃない…
必死こいていた自分が馬鹿らしくなって、フッと呆れ笑いする。
ソ「…そうですか。
リヴァイさんらしくないですね」
リ「…そうだな。
最近気づいたがどうやらあいつが絡むと俺じゃなくなるらしい」
ソ「ええ…そうみたいですね」
そして私は掴んでいた手をそっと離した。
その時、我慢していた腹部の傷口に激痛が走った。
思わず膝から崩れ落ち、うぅッ…と悶える。
「おい！」とすかさず手を貸すリヴァイさん。
こんな私でも心配してくれる優しさは…
あのお人好しな彼女にそっくりね…
だが、そんな彼からも焦りが感じられる。
倉庫にいるミラが心配でたまらないのだろう。
ハ「リヴァイッ…！」
その時、立体機動装置を身につけたハンジさんと馬を引き連れたエレンさん達が来ていた。
エ「兵長！
言われた通り、退路の確保と馬を彼方に待機させています！」
ハ「リヴァイ…彼女は…」
リ「腹部を損傷しているようだ。
エレン、ジャン。馬を用意しろ」
「「はいッ…！」」
エレンさん達が救護用の荷馬車を用意しに向かっている。
…でも、そんなことより…
ソ「マーレは…ミラを殺すつもりです…
ライフルを3弾…所持しています…
私のことはいいから…ミラのところに行ってあげてください」
リ「喋るな、傷口が開く。
マルクスここはお前に任せる、いいな」
マ「おう、任せとけ」
ハ「ミラ班はエレン達と共に馬と待機。
残りは私とリヴァイについてくれ」
「「了解！」」
そして、私はエレンさん達の用意した荷馬車に乗せられた。
去り行く大好きな人の背中を見つめて…
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
