#440【選んだ道】 ページ41
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リヴァイside
バンッ！！バンッ…！！
目標に向かう先で銃声がなった。
…チッ…やはりあの倉庫か…
立体機動がありゃあすぐにでも移動できたが…
走る足を早めるも、人の足じゃ限度ってものがある。
その時、倉庫の裏出入口から見覚えのある奴が出てきた。
俺に気付くことなく、こっちへと走ってくる。
…あいつは…
ソフィアだった。
腹部を抑えながら、苦しそうに走る姿に違和感を覚えた。
だが今はそれを聞いてる余裕が、俺にはない。
俺に気付くと、ソフィアはバツの悪い顔をしていた。
リ「ソフィア、今お前に聞きてぇことは一つだ。
ミラはあの倉庫にいるのか」
ソ「………」
銃声は聞こえたが…またいねぇとなると時間の無駄だ。
今こいつから聞き出せる情報は聞いておく必要があった。
聞きてぇことは山ほどあるが、今は時間がねぇ…
拘束して後から聞き出すこともできるしな。
ソフィアは暫く黙っていた。
…チッ…
リ「おい時間がねぇんだ。いるのか、いねぇのか」
ソ「……います」
ソフィアは躊躇いながら答えた。
それだけを聞くと、俺はまた倉庫へと足を動かした。
グイッ…
だが、それを阻止するように俺の手が後ろへと引かれる。
ソフィアが手を掴んで離さずにいる。
リ「おい何の真似だ」
ソ「そんなに大切ですか…」
リ「あ？」
ソ「人類の勝利のために戦っているあなたが…
その命をあんな女のために。
あの女が人類の勝利より大事ですか…？」
真っ直ぐ俺を見ている…
俺はこの目をよく知っている。
“何度も死んだ方がマシだと思った。
それでも父との夢が頭にチラつくんだ。
そして今…手を伸ばせば届くところに答えがあるッ…
すぐそこに…あるんだ…”
“…ソフィアのことが…好きなの…？”
真実を求めている目だ。
エルヴィンにも…あいつにも…
俺は“己を殺し”最善だと思う選択をして、結果あいつ等を地獄へと追い遣った。
それが…人類の為だと思ったからだ。
だが、もう…
選んだ答えの先を…後悔するつもりはない。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
