#438【利用価値】 ページ39
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あなたside
ソ「…フッ…本当…あなたになれそうにないわ…」
ソフィアはそう笑っていた。
その時、倉庫の扉がギギ…と開いた。
マーレの連中が戻ってきていた。
片手にマーレ軍が正式採用しているボルトアクション式のライフルをかかえている。
あ「…ッ…」
このままじゃ連行されるッ…
今グレイソンもいないし、私の身体も何とかいつも通り動けそうだ…
彼等が私に近づいた時…勝負に出ようと考えた。
その時、マーレの1人が一定の距離から私目掛けて銃を構え始めた。
…ッ…まさか…！
バンッ！！！！
倉庫内に銃声が響き渡る。
ポタポタ…と滴れる血…
なん…で…ッ…
どうして…
あ「ソフィアッ…！」
私の目の前で膝から崩れ落ちるソフィア。
純白の衣装が赤く染まっていく。
すかさず彼女のところへと駆け寄る。
あ「ソフィア…ッ…大丈夫…！
何で庇ったりなんかしたのッ…」
ソ「ほんと…あんたってうるさいのね…
…私の勝手でしょ…」
ドクドク…と腹部から流れ出る血。
来ていたドレスの裾をまた引き千切り、止血を行う。
…止まらないッ…
止まれ…止まれッ…！！
その時、私の手が青く光った。
…よかった…ッ…
動転していたが、何とか力を引き出すことができた。
徐々に流血が治ってくる。
その時だった。
バンッ！！バンッ…！！
またライフルの音が聞こえる。
脅しのつもりなのか後ろにある荷箱に当てていた。
キッと奴等を睨む。
あ「…ッあんた達よくもソフィアを…」
「邪魔するそいつが悪いだろ」
ソ「話が…違うじゃない…」
あ「ソフィア…ッ…」
私の手からゆっくりと立ち上がるソフィア。
ソ「ミラを連行するだけだと…貴方達そう言ったわよね…」
「あぁ、作戦を成功させる為なら嘘も必要だろう。
てっきりお前が消してくれるかとばかり思って見てたが…
やはり貴族ってのは臆病なだけで役に立たねぇな」
ソ「…ッ…！」
ソフィアは唇を噛み締めながら彼等を睨んだ。
ソ「騙したのね…」
そしてまたマーレ兵の1人が私達に銃口を向けた。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
