#436【真の目的】 ページ37
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リヴァイside
グ「おいお前等ッ…チクリやがって馬鹿野郎が！」
男2「だ、だってグレイソンさんッ…
俺達どっち道マーレに殺されるってこいつが…！」
グ「んなわけねぇだろ！」
ハ「いや、本当だ。
用意周到なマーレが自国の有益な情報を保有した人物を壁内に留めておくわけがない。
君等は我々の知らないマーレ軍の内部事情を知っている」
グ「バカ言え。
俺達がマーレに加担し始めたのは10年も前からだぞ。
それならとっくに殺されちまってる！」
俺の下で踠き叫ぶグレイソン。
ハンジの話を聞きながら奴の手足を縄で拘束する。
ハ「それはミラが生きていたからだ。
だが今回、マーレは…ミラを殺すつもりだ。
私はそう思っている」
グ「…ッ…」
ハ「言うことの聞かないものは切り捨てる…それがマーレだろう？
古代兵器として利用価値のない“害”となる存在は抹消するだろう。それもパラディ島の味方となれば尚更だ」
ハンジなりにこの一件に疑念を抱いていたらしい。
確かに奴等はこんな姑息で手間のかかった策はとらねぇはずだ。
…あの日みてぇに…
ミラの身の回りの連中を片っ端から殺し、ミラを誘き出すだろう。
だが今回、マーレは壁内人類のグレイソンやソフィアの協力を得てミラを連行しようとしている。
…そうだ。
こいつ等やソフィアに罪を被るためだ。
ハ「ミラが死んだとなれば壁内はもちろん大混乱に見舞われる。
死因が明らかでなければ矛先は自ずとマーレへと向けられる。
だがそうなってもらっては何かと困るのだろう。
それなら、君等を利用して壁内の希望であるミラを殺したとし…壁内は仲間内の信頼関係が崩れ始める。
そうなれば国王でさえ民衆の騒ぎを抑えることは困難だろう…」
グ「……」
ハ「そして仮に私がマーレなら…
その隙に崩壊寸前の敵国へと攻め込む策を講じる」
グ「…ッ…」
ハンジの仮説はただの憶測じゃねぇ…
割と筋の通った話だ。
ハ「とまぁ、そういうわけで…
リヴァイ。後は任せてくれ」
縛り上げた3人を背に、俺へと合図を送るハンジ。
こいつ等には後々じっくりと話を聞く必要がある。
リ「エレン達が来たら馬をここに待機させておけと伝えろ」
ハ「あぁ、了解だ。
くれぐれも気をつけてくれ。私も後から向かう」
リ「あぁ」
そして俺は奥の倉庫へと走った。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
