#432【思出の人】 ページ33
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ソフィアside
フ「だから言っただろリヴァイ。
ミラはこんな格好する奴じゃなかった」
イ「そんな似てたのか？ミラの姉貴って奴に！」
私の目の前で話している下民の3人。
ソ「あの…助けていただきありがとうございます…」
貴族という肩書きに囚われ、念のため感謝の意を伝えておく。
ペコリと頭を下げると背の高い男性と女の子は笑顔で応えてくれた。
けれど、リヴァイさんは変わらず無愛想に立っていた。
だが私にとってそれは…とても印象が良かった。
貴族だからと私を選び、貴族だからと恋文を貰い…
誰1人私を“1人の人間”だとは見てくれなかった…
でも、この人は…
この人の目は…
リ「…糞を糞と見分けられるほどの目は養ったほうがいい」
ソ「…え…」
フ「おいリヴァイ、いくら何でも貴族に向かって…
口が悪すぎるぞ」
イ「そうだぞ兄貴。しかも相手は女だ！」
リ「貴族だ女だと差別するつもりはねぇ」
この人は…私を、私自身を見てくれると思った。
初めてだった。
この胸の高鳴りを感じたのは。
これが何なのか知りたい…
だから…
ソ「待ってください…ッ！」
調査兵団の兵服を纏う集団の方へと立ち去る彼等を呼び止め…
ソ「宜しければお礼にお茶でも…いかがでしょうか…」
「え？」とリヴァイさんを見る2人。
もっとリヴァイさんを知りたい。
そして、私を知って欲しい…
そう思ったのは貴族に生まれて…初めてのことだった。
リヴァイさんは少し考えた後…
リ「…あぁ」
小さく頷いてくれた。
嬉しかった。
この美貌と地位や権力で、今まで誘いを断られたことはなかった。
けれど彼に対しては“断れるかもしれない”という不安があった。
だからこそ、誘いを受けてくれた時…
これまでにない喜びを感じた。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
