#425【独り言】 ページ26
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ハンジside
確証も根拠もない仮説だが、心当たりがあるのか
私の独り言に続けて答えるリヴァイ。
リ「大抵の奴等は環境や他人に何かを委ね、その先の何かを見ようとする。
俺達は人類の未来を見ているが、あいつが見ているのは人類の未来なんてそんな呆然としたものじゃねぇ。
あいつは…あいつが想像する未来を“創造”するつもりだ。
それは環境や他人に強制された奴等には見ることのできない未来だ」
ハ「あぁ…私もそう思うよ…
だがリヴァイ、君は違う」
リ「………」
ハ「彼女が今君のもとを離れているのは君とソフィアの為だ。
それが人類にとって良くない選択だと知らずにね。
現状…君がそうさせていると言ってもいい」
黙って聞いているリヴァイに静かに告げる。
ハ「リヴァイ…
環境や他人に抑止され、自らの意思に反することが悔いのない選択だと言い切れるのか。
…今君が進んでいる道だ。
人類の未来の為には…彼女と離れるべきじゃない」
君は彼女のように自身で自分の背中を押すような選択は下さないだろう。
君は過去の環境や他人に囚われ…
“ 新兵達を地獄に導け。獣の巨人は…俺が仕留める”
“約束しよう！俺は巨人を絶滅させる！”
それら全てに己の身を捧げてきた。
何かに押されなければ見ることのできない未来なら…
こればかりは私がその“何か”にならせてもらうよ。
ハ「これは最善じゃない選択だ」
これが何によってそう決められているのか…
この世にそんな非科学的なものを信じるものは数少ないだろうが…
私はこれを…
ハ「そう決められた…“運命”だ、リヴァイ」
【光を知りなさい、そして闇を経験しなさい。
闇を知りなさい、そして光を経験しなさい。
そうすれば…
あなたはきっと強くなれる】
ミラから聞いた母メリル・フローレンスの言葉が今ようやくわかったって感じだ。
…っていけないいけない！！
ハ「ひ、独り言を言い過ぎたかなぁ…！はは！(笑
あ、あぁ…！今日もいい天気だ！！」
リ「………」
“リヴァイ…君の言う通り、君は君の判断に従ってくれ”
そう言った手前、私の考えを強制させるつもりはない。
あくまで“独り言”として聞いてくれたらそれでいい。
あとはリヴァイ…君が決めてくれ。
チラッと隣の彼を見る。
何か考えているのか…特に言を発することはなかった。
暫く沈黙が流れた後、リヴァイが走っていた足を止め
ある方角をじっと見ていた。
リ「おい、いたぞ。あそこだ」
彼が指を差し、向かった先は商人等が品物を管理するのに使用している倉庫だった。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
