#421【後遺症】 ページ22
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あなたside
目の前には高笑いするソフィアの姿。
あ「ソフィア…一体どうしてッ…
どうして裏切ったりしたのッ…！」
冷たい目で見下す彼女。
その顔は私の知っている優しいソフィアではなかった。
とても冷酷で怖い顔。
ソ「“裏切る”…？何言ってるのよ。
初めからあんたを騙すつもりで近づいたに決まってるじゃない。
とんだお人好しね」
あ「…ッ…！！」
拘束されている手足のなか彼女に飛びかかろうとしたが、それをグレイソンに止められた。
奴の手が体に触れる度硬直し、思うように動けなくなる…
あ「…くッ…触らないで！」
グ「体はちゃんと覚えてるみてぇだな(笑」
ニタァと不気味な笑みを浮かべる。
…気持ちの悪い奴…ッ…
どうにかしたい気持ちとどうにもできない悔しさで口に力が入る。
食い縛っていた口からは血が出てきていた。
マ「壁内にこんな有力な協力者がいてくれるとは…助かった。
君等のことは上にも報告し、今後の始祖奪還計画時に命だけは助けると約束してやる」
グ「そりゃありがてぇ！それで…あの報酬の方は…」
マ「まだだ。こいつを船に乗せてからだ。
俺達は帰路の確認をしに壁門へと向かう。
お前等3人とソフィアにはこいつの見張りを頼もうと思う。
30分で戻る。
それまで奴から目を離すなよ」
グ「大丈夫っすよ。
こいつ、俺には手も足もでねぇただの女だ。
…待ってる間、ちょいと遊んでもいいすかね」
マ「好きにしろ」
そう言ってマーレ兵達は倉庫を後にした。
残された3人の男とソフィア。
グレイソンと目が合い、パッと目を逸らす。
だが彼はニヤニヤと笑いながら私に近づいてきた。
しゃがみ込み、私の顔を舐め回すように覗く。
そして顎をクイッ…と持ち上げられ、無理やり顔を合わせるよう正面へと向けた。
グレイソンのドス黒い瞳が私を捕える。
あ「…ッ…」
グ「いいねぇ、その勝気な目。
ゾクゾクするじゃねぇか」
思いっきり睨んでも、抵抗して歯向かっても…
彼を刺激するだけだった。
ペロッと舌を舐め回しているグレイソン。
その姿をみただけでまた震えが出だした。
…ッ…いや…
私の体が拒絶を始めた。
同時に胸部に人の手の感触があった。
…ッ…や…やめて…
体にグッと力が入る。
逃げたくても、体が恐怖でもう動かない。
あの日と同じだ…
過去のトラウマに…こうも囚われてしまっている。
胸部の感じていた感覚がどんどん荒々しくなっていった。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
