#414【裏切りの影】 ページ12
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ミカサside
暫く眠っていたみたい。
周りから人の声が聞こえる…
戻ってくる意識が人の声を捉えた。
ゆっくりと目を開ける。
でも、そこは真っ暗な視界でいっぱいだった。
行手を阻むように布が覆い被され、閉じ込められている…
袋か何かに入れられている、そう思った。
口も手も足も縛られているから身動きが取れない。
…エレン…ッ…
連れ去られる前に見えたエレンの顔。
凄く心配していた…
私としたことが心配をかけてしまった。
ゴソゴソッ…と動くと外の話声が止まった。
荒々しく袋を開けられる。
袋を開けたのは一人の男。
マーレ「あ？おい…誰だ、こいつは…」
ミ「…ッ…！！」
その男の服は…
ノアが着ていた兵服と同じ…つまりマーレの兵士だ。
…マーレ兵が、どうしてッ…
男1「てめぇ…間違えてんじゃねぇかよッ！！！」
男2「グハッ…す、すみませんッ…！」
マーレ兵ではない男が仲間の男を蹴り飛ばしている。
その後ろにいる男4人はマーレ兵服を着ていた。
目の前で口論している3人の男は恐らく壁内人類。
薄汚い服で、壁内でよく見る成りだ。
マーレ「どう見てもガキだな、こりゃ。
もう1人…黒髪の女が近くにいたはずだ」
男2「はいッ…
ですが聞いていた情報と異なる点が多かったものでこの女かと…」
マーレ「…チッ…手間かけさせてくれるな。
仕方ねぇ…こいつを囮に使うか。
恐らく俺達の存在も奴等にバレてるだろうしな」
…恐らくこいつ等は私をミラ副長と間違えて攫った。
黙って聞いていた私の髪を掴み上げ、睨んでくる薄汚い服の男。
ミ「…ッ…」
男1「…ケッ…睨みっぷしだけはあの女と似てやがる…」
その男は副長のことを知っているのか、そう呟いていた。
薄暗く、寒い室内…
ここは街の外れの空き家だろう。
マーレ「いいか。こいつを使ってあの女を誘き出せ。
俺達は日を跨ぐ前にこの島を出てマーレへ帰還しなくちゃならねぇ。わかるよな？」
男1「わかりましたッ…！
お前等！その女を連れて外街に行くぞ…！」
男2.3「はいッ…！」
マーレ「だがまぁ、あの女はここに来る。
それも…1人でな…。そうだろ？」
部屋の奥からコツコツ…と歩いてくる一つの影。
…あれは…ッ…！！
どうして…
？「あぁ…」
そいつは私を見て、ニヤッと口角を上げていた。
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koi(プロフ) - 紫月ととさん» コメントありがとうございました🙇♂️最高の褒め言葉をありがとうございます😭リヴァイの恋愛は未知なので試行錯誤しながらですが少しでも“リヴァイ”を感じていただけたなら本望です🙏これからも宜しくお願いします😊 (3月11日 1時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あいさん» ありがとうございます😊頑張ります💪 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございました🙇♂️幸せに…したいです（笑）これからもよろしくお願いします😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - もえなさん» 続作ではもっとコントロール効かなくなってくると思うので是非見てみてくださいませ☺️ (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - あさん» “最高”を増やせるよう頑張ります😊 (3月11日 1時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年1月9日 2時
