#52【侵入者】 ページ8
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Noside
時は2時間前に遡る。
エルヴィンの部屋へと向かうハンジ。
王政の件も片付き、ひと段落ついた調査兵団本部は休息に入っていた。
本部内は一件前より穏やかだった。
そんな中、一部だけが騒がしく動き始めていた。
モ「分隊長！大変です！
何者かが本部内に侵入したとの伝達が！」
ハンジの元へと走るモブリット。
それに気づいたハンジは後ろを振り返った。
ハ「何だって…！まさか…王都の連中か！？」
モ「いえ…なんでも庶民だとか…」
ハ「見せかけ…と考えた方がいい。エレンが目的だとして…
エレンはまだリヴァイと一緒のはずだ。
モブリット、念のため王宮にいる兵にこの事をリヴァイへ伝えるよう頼んだよ。私はエルヴィンのところへ」
モ「はい！」
そうして、ハンジはエルヴィンの部屋へと急いだ。
その時、兵士達の荒々しい声が外から聞こえた。
声のする窓の外をみるハンジ。
そこには門を潜り抜けた人影が兵士達へ峰打ちを喰らわし、数人が倒れ込んでいる。
ハンジはその光景を一部始終見て驚いた。
ハ「あれは…」
庶民の両手にある木の棒。
兵士達を打ち負かしたその棒をもつ彼の姿はハンジもよく知る独特な持ち方をしていた。
ニヤリと笑い、光る眼鏡。
ハ「面白いことになりそうだ！」
彼女の好奇心に火がついた。
そして彼女はエルヴィンの部屋には向かわず、庶民のいる場へと走った。
モ「あれ！？分隊長！どこに行かれるんですか！？
団長には伝えましたか！？」
ハ「あぁすまないモブリット！
私は先に住民と名乗る彼に会ってくることにするよ！
エルヴィンには君から伝えててくれ！」
モ「ちょ…分隊長！…あなたそれ楽しんでるでしょう！！」
笑顔で走り去っていくハンジを見て、呆れるモブリット。
だがその後、住民と名乗る彼には会えなかったハンジ。
その侵入者はどうやら逃げ足や隠れるのが早いようだ。
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
