#90【急募入団の新兵】 ページ50
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あなたside
その後、エレン達と同じ104期生の子らしき人達が彼等の元にきて何やら話をしていた。
その中心にいた子は…
リヴァイに渡されていた兵士達のプロフィールから記憶を辿る。
あの子は確か駐屯兵団だった“フロック・フォルスター”
彼もまたマルロと同じ急募入団の新兵だ。
仲が良いのか悪いのかはわからなかったが、エレン達と話を終わらせた後その場を去っていった。
その後コニーは「明日調整日だから村に帰る」といい、席を離れていた。
エ「色々あって有耶無耶になっていたけど、俺達の敵って何なんだろうな」
私はその言葉を聞いて、持っていたカップの手が止まった。
エ「つまり巨人ってのは悪魔に魘され続ける人間ってことなのか…？」
私の薄れかけていた9年が蘇ってくる。
…彼らは巨人の正体が人間だと…知っている。
私はこのまま…彼らに…
エ「俺もいっときは…そんな巨人に…」
ミ「エレンッ…！」
ハッと我に返るエレン。
私も同じようにミカサの声で我に返った。
ジ「お前最近そればっかだぞ。一人でぶつぶつと…
お前が思い出さなきゃいけねぇのはあの男だろ」
話題は変わり、ある男の話になっていた。
ジ「見たんだろ？
洞窟で記憶を掘り返された時、親父さんと会っていた調査兵団の男ってヤツを…」
エ「あぁ…あの日、あの状況で父さんと会っていたんだ。
必ず何かを知っているはず…
そもそもあの男は俺もどっかで見たことあるはずなんだ…」
私も大体の話はリヴァイから聞いていた。
その男が何か鍵を握っているかもしれないと…
エレンには硬質化や記憶を辿ってもらったりと大変だが、人類の未来がかかっているものばかりだから…
苦労を承知で頑張ってもらうしかなかった。
…きっと私の9年より役立つ情報を握っていると…
私のマーレで暮らした9年は…
彼らに役立つ情報は一切ないだろう…
あるとしたら私がマーレ人だということだけだ。
だけど、私がマーレ人だと伝えて…
どうなる。
首を刎ねられかねない。
それに…
またあの時と同じような目に遭うのだけは避けたかった。
深い暗闇に包まれた…
冷たい牢獄のなかに…
私は1人…9年もの間…
閉じ込められていたのだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
途中ですが、続編に移行いたします。
こちらの続きからとなります。
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
