#86【知らない感情】 ページ46
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あなたside
リヴァイが部屋を後にした後も他愛もない話をする私達。
ハ「ミラ、そういえば孤児院で何かあったの？」
あ「え…？どうして？？」
ハ「ミラの様子を見に帰ってきたリヴァイがやけに君を心配していたんだ」
きっとあの日のことだ。
王都の男が来た日。
あの日、リヴァイに助けられて何とかその場を凌げた。
ハンジの話によると、あの日帰ってきたリヴァイは…
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ハ“ミラのこと心配してるの？リヴァイ”
リ“………”
ハ“大丈夫！ミラは強いんだし！ね！”
リ“あぁ。だが、いざという時あいつは弱い。
身を犠牲にしてでも俺達をとるお人好し野郎だ”
ハ“確かに…彼女ならそうしかねないな。
…ねぇ。リヴァイってさ、ミラのことどう思ってるの？”
リ“何故そんなことを聞く”
ハ“だって珍しいよ？リヴァイがそこまで心配してるなんてさ”
リ“珍しくもないだろう。
あいつのことはガキの頃からの誼みとして大事な存在に変わりはない。ただそれだけのことだ”
ハ“…ふ〜ん…”
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ハ「ってことがあったんだ。
それに、あれから何度か様子を見に行っていたようだしね」
…そんな…
気付かなかった。
そこまで心配していてくれてたなんて…
ドクッ…
また胸が大きく揺れた。
わかってる。
リヴァイの言ってる“大事な存在”っていうのは単なる幼馴染としてってこと。
部下や仲間のことも同様に思ってることも。
“己の身を犠牲にしてでも俺達をとるお人好し野郎だ”
わかってる…
けど…
ハ「ミラはリヴァイに大切に思われてるな〜！(笑
なかなかないぞ？あのリヴァイが」
あ「いやいや、そんなことないよ…！」
ハンジの言葉で気にしてなかったことが気になってくる。
そんな風に見えてなかったものが…
別のカタチに見えてくる。
“お前に何かあっても困る”
そんな…こと…
鼓動の速度が増す。
体温が上昇してくるのがわかった。
こんなの…始めてだ。
リヴァイの顔が頭の中に出てくる度、心拍数が上がってくる。
考えないようにしても…消えない。
治まらない…ッ…
病気ッ…？熱なの…？
頭もよく回らないし…
…なんか私、おかしいッ…
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
