#85【対巨人兵器】 ページ45
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ハンジside
リ「おいメガネ、そんなことよりエレンの硬質化の件はどうなった」
ハ「あぁ、順調に進んでいるよ」
あ「…？？」
首を傾げるミラ。
施設設立でこの件に関して何も知らされていない彼女に最近の調査兵団の近況を話した。
ハ「実はエレンの硬質化の実験が上手くいってね…
対巨人兵器を作り出すことに成功したんだ！！」
あ「対巨人…兵器…？」
ハ「そうさ！
明日、実際にその兵器を検証することになっている。
巨人を倒す我々の手を汚さないためにも…ミラ…
私もこの計画、人類の為になんとしてでも成功させたいんだ」
あ「ハンジ…」
意気込む私を見つめ、キラキラと瞳を輝かせるミラ。
どうやら私の気持ちを理解してくれているようだ。
あ「うん！！！そうだね！
私にも手伝えることがあれば何でも言って！力になる！」
私の手を握る彼女に後を押され、俄然やる気が出てきた。
ハ「よーし！期待しててくれミラ！！」
あ「もちろんだよッ！！」
リ「気合い入れ過ぎて羽目外さなきゃいいがな」
その時、リヴァイの執務室の扉を叩く音がした。
ノック回数の多さでわかる。調査兵の1人のようだ。
リ「入れ」
「失礼します！リヴァイ兵長、エルヴィン団長がお呼びです」
リ「あぁ、直ぐ向かうと伝えろ」
「はい！」
出ていく調査兵。
リヴァイはミラをチラッと確認すると「暫く空ける」とだけいい、部屋を出ていった。
彼の執務室に残された私とミラ。
本来ならば、不在時の執務室に他人がいるなんて嫌がるはずだ…と不思議に思った。
それも汚しかねない私がいるというのに…だ。
視線を横に移せばミラの存在があることに気付く。
…あぁ、そういうことか…
彼女を見て納得した私は「やはり信頼されているねミラは！」と笑ってみせた。
「え？？」とよく理解できていない彼女。
ミラ自身もリヴァイとの関係性はよく理解できているが、自分がどれ程リヴァイに信頼されているかまではよくわかっていない。
子供の頃からずっと近くにいたからこそ感じられない…
彼らの“普通”は“普通じゃない”と。
いや、もしかしたら我々の“普通”が“普通じゃない”のかもしれないとも思えてしまう。
ただ一つ言えるのはミラが来てからというもの…
全てが変わり出しているということだった。
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
