#79【迎入人】 ページ39
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リヴァイside
女王直々の頼みを受け入れたミラ。
あいつは昔から孤児や困窮者を助けては家へと連れ込んでいた。
あいつなりの正義があったのだろう。
だからこそ…
この話を貰った時真っ先にあいつが適任だと…そう思った。
そしてヒストリアからの信頼を得たミラは国の計画のためと2週間、調査兵の任務から離れることになった。
あいつが王宮に向かった日から1週間が経っていた。
俺はエルヴィンからミラの様子を見て来いと頼まれ、施設開拓地へと向かった。
あ「あ！それは触っちゃダメだよ！危ない！」
「…ッヒ！ごめんなさいッ！！ごめんなさいごめんなさい！」
広大な牧地にミラと孤児と思われる子供がいた。
他にも汚れの衣類を纏うじいさんやばあさん…
今にも折れちまいそうなガキが数人…
この数日間でここまでの難民が保護されたとなれば、この国の闇はそこまで深いのかと考えさせられる。
あ「ごめんね、怖がらせるつもりはなかったの。
私は怒ってないよ。
貴方がもし怪我してしまったら…って心配だったの(笑」
「…………」
ブルブルと震える子供に目線を合わせようと屈むミラ。
恐らくあのガキは糞みてぇな奴等に奴 隷として痛い目に遭わされてきたんだろう。
そうでもなきゃあそこまで怖がるはずもねぇ。
あ「大丈夫だよ、…ね？(笑」
「…………」
ゆっくりと頷く子供。
この光景をガキの頃、よく…何度も見てきた。
あいつのあの笑みには…意味があるということ…
・
・
・
リ“おい、余計怖がってるじゃねぇか”
あ“そんなわけない！リヴァイが睨むからでしょ”
リ“”俺は元々こんな面だ”
あ“ほらリヴァイも笑ってよ！怖がっちゃうでしょ！”
リ“そこまでする必要がどこにある”
あ“ある！
あの子達は食べ物でも住む所でもなくて…人の微笑みと愛に飢えてるんだよ”
リ“………”
あ“人の触れ合いや微笑みを忘れてしまうことがどれだけ悲しくて貧困なことか。
無力だけど…私はあの子達にそれを与えたいし、教えたいの”
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
