#61【エレン・イェーガー】 ページ17
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あなたside
星空が広がる。
私は本部の屋上部へと物思いに耽っていた。
エ「あれ？ミラさん、こんなところにいたんですか！」
後ろから大きな声がして、ビクッとなってしまった。
声の主はエレンだった。
息を切らしている。
エ「なかなか降りてこないってジャンの野郎が言ってましたよ」
あ「そうだった…！！あとで夕飯いただこうかな(笑」
エ「ジャンと何かありました？」
あ「え？…ううん、特に何もないけど…どうして？」
エ「いや…それが…」
“ミカサ！悪い！俺を許してくれ！”
“何のこと”
“俺の問題なんだが…俺には1人しか選べねぇ！”
エ「…ってよくわからねぇこと言ってたんで
ミラさんといた時に何かあったんじゃねぇかって」
あ「なんだろう？ジャンは至って普通だったよ？」
エ「そうですか。あいつ、たまに変だからなぁ…」
ポリポリと頭を掻くエレンは少々呆れ気味のようだ。
あ「エレンは？何してたの？」
エ「あぁ！サシャ見なかったですか！？
あいつ、俺の夕飯とってどっか逃げたんですよ！！」
あ「えぇ！そうだったの！こっちには来なかったよ」
あの野郎…と怒るエレン。
少し似ている人物を思い出し、クスリと笑った。
エ「…？」
あ「ごめんごめん！
私が幼い頃一緒に暮らしていた子にエレンがそっくりで…つい(笑」
…レオのことだった。
ヤンチャで活発で、面倒見のいい子だった。
エ「そういえば…ガキの頃のリヴァイ兵長ってどんな方だったんですか」
恐る恐る聞いてくるエレン。
何をしたらここまで怖がらせられるの、リヴァイ…
多分殴られたか、蹴られたりでもしたんだろうと思った。
でもエレンの瞳は真っ直ぐでリヴァイを尊敬しているのもわかった。
エ「リヴァイ兵長は凄いです。仲間を失っても前に進む…
俺はあんな強く…生きられません」
あ「…そうかな？」
エ「え？」
あ「私は強く生きる必要なんてないと思うけどなぁ。
人は弱い生き物だよ…弱いからこそ人の痛みがわかる。
エレンはエレンのままでいいんだよ(笑」
エ「俺のままで…」
あ「そう、強くなれば痛みに鈍感になる。
人の痛みにも鈍感になる。
それに…」
エ「………」
あ「リヴァイも元はそんな強くないんだよ(笑
だから心配なの…(笑」
ふと、さっきのリヴァイを思い出した。
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
