#60【私の見えない壁】 ページ16
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あなたside
私はジャンやコニー達と離れて本部へと戻っていた。
私がここにきた理由の一つである、彼を探しに…
暫く歩いていると、エルヴィン団長の部屋からリヴァイとハンジがでてきた。
私に気付く様子もなく、深刻そうな顔で私とは逆方向へと歩いていく2人。
“ねぇ待ってよリヴァイ！歩くの早すぎだよ！”
“…チッ…早くしろ”
幼少期…よく追いかけていた背中。
いつも歩くのが早いリヴァイは、何だかんだいいながらも待ってくれていた。
でも、今のリヴァイの背中は…
色んなものを背負っているように見えて…
大きくも……小さくも…見えた。
…それが少し寂しくて、悲しくて…
同時に「ごめん」という申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
私がリヴァイの傍にいたらきっとそこまで背負わせることはなかった。
あの日…皆の傍を離れてしまったから…
少しずつ小さくなっていく2人を見つめる。
ハンジと真剣に話すリヴァイの横顔が度々見える。
悲しみと悔しさ…が入り混じった顔…
それに複雑な何かが入り込んでいる。
何を話しているのか気になったが、リヴァイがあの顔をする時は決まって誰かを想ってのことだ。
一体何をそんなに抱え込んでいるの…リヴァイ…
結局私は…声をかけられぬまま、2人がいなくなるまでその場で立ち尽くすことしかできなかった。
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
