#57【ハンジ・ゾエ】 ページ13
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ハンジside
私達は今…一体何を見せられているのだろう。
初めて見る光景に驚きと戸惑いで言葉が出ない。
次に出た言葉は…
ハ「ひ…ひぇぇえ〜！リ、リヴァイ！大丈夫か？！
私も…どうしていいかわからない状況で頭が追いついてないのだが！」
取り乱してしまった。
リヴァイも徐々に現状を把握してきたのか、驚いていた顔がいつもの平然とした顔へと戻っていた。
リ「おい」
その声でハッと気づく正体不明の彼女。
手をパッと離し、私達へと振り向く。
黒髪を靡かせ、ニコリと笑う彼女。
敵…と考えられる程の怪しさは微塵も感じられなかった。
恐らく、彼女は…
あ「リヴァイの幼馴染のミラです！突然すみません…
何度尋ねても来ないのでこちらから来ちゃいました(笑」
リヴァイの言っていた幼馴染だった。
彼女がリヴァイと幼少期を共にしたという幼馴染…
私の好奇心は燃えたぎっていた。
2人は久しぶりの再会で何やら話をしているようだが…
そんなのお構いなしだ！
ハ「君がリヴァイの幼馴染だねッ！！？
ねぇミラはどうやってその強さを手に入れたの？
それとも君もアッカーマンの家の血を引いているのかな？
ここ数年一体どこにいたの？！」
ギラギラと詰め寄る。
あ「え？あぁ！
実は幼い頃、リヴァイに武術諸々教えてもらったんです。
それと、リヴァイとは血の繋がりはないです(笑
えーと…あとは…」
リ「おいメガネ。質問は一つに絞れ。
ミラ、お前もこいつ相手だと日が暮れるぞ」
ハ「何を言ってるんだリヴァイ。
身辺調査も調査兵団にとっては仕事の一環だろう？」
リ「俺は質問を一つに絞れと言ったんだ。
それにてめぇのは身辺調査というよりただ聞きてぇだけのように見える」
あ「私はそれでも構わないよ？」
リ「黙れ。ややこしくなっちまうだろうが」
「なんでよ！」と膨れる彼女に、それを無視するリヴァイ。
それだけで2人の絆や仲の良さが伝わった。
2人の表情からも…
彼等は本当に幼馴染であるのだと。
そう思うには十分すぎる光景だった。
ハ「はは！ミラ、君とは仲良くやれそうだ！」
彼女は私から見てとても不思議に見えた。
まるで…
この世界の残酷さなど感じさせない。
この場にきただけで…空気が変わった。
きっとそう感じたのは私だけではなかったはずだ。
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
