#13【盲目】 ページ18
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あなたside
午後の任務も夕飯も終えた調査兵団一行。
宿舎へと戻るミカサやサシャと分かれ、私はリヴァイの執務室へと向かっていた。
食堂に顔を出す時は何か特別な用がある時だけのリヴァイ。
いつご飯食べてるのか不思議なくらいだ。
そんな彼の分の夕飯もちゃっかり持って行く。
執務室に入るとリヴァイがソファで腕を組み、座っていた。
あ「ねぇリヴァイ、ご飯くらい皆と一緒に食べた方がいいと思うよ」
彼の目の前にあった机にパンとスープを置いた。
ついでに紅茶も出そうかと、棚から茶葉を取り出す。
何も発することなく座ったままのリヴァイを横目に紅茶を淹れる。
あ「そういう何気ない部下との時間も大切にしなきゃ」
その時、ふと後ろに気配を感じた。
次の瞬間…
あ「ちょッ…」
手を後ろに引かれたかと思えば、ドン…と壁へと追いやられる。
背中にはもう逃げ道がない。
…な、なに…///
目の前にはリヴァイの顔。
私の言葉に怒ったのか…よくわからないリヴァイの行動に思考が止まった。
だが現状を理解し、リヴァイが私をじっと見つめている状況にようやく頭が追いついた。
ッ……///
これは…マズイ…///
と思う…！！
あ「リ、リヴァイ…ど、どうしたのッ…///」
それに…
…ち、ちち近いッ…！！///
リヴァイの切れ長の目が私を捉えて離さない。
うぅッ…//と耐えられない視線と状況を必死に我慢する。
流れる沈黙。
その雰囲気からこの先の未来が何となく想像できた。
え…まさか……///
リ「おい、こっちを見ろ」
その言葉で想像が確信に近づく。
耐えきれずプイッと顔を逸らす。
無理…無理だよ…！そんな…付き合ってすぐ…！
こんなことッ…！//
リ「おい」
またプイッと逸らす。
リ「…チッ…」
クッと片手で両頬を掴まれ、無理やりリヴァイの方へと向けられる。
彼の目と私の目がパチリと合った。
嘘…ま、待って…//
徐々に近づいてくるリヴァイの顔。
ダメ…嘘…ッ…
ま…ま…
あ「待って！！！ダメ！///」
ググッとリヴァイの顎を押し除けた。
同時にこちらに睨みを利かすリヴァイ。
あ「まだ早いよこういうのは！///
まだ恋人としての期間も短いし…ちゃんと話し合ってからじゃなくちゃ…！///」
リ「面倒だ。ぐだぐだ考えるより試した方が早い」
あ「た、試すって…そんな簡単にッ…///
リヴァイは恥ずかしくないの…！？//」
リ「何を恥じる必要がある」
あ「だ、だって…//」
わ、私にとって…キスは…
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koi(プロフ) - ユウカさん» コメントありがとうございます☺️主人公は恋愛未経験の為、恋に対して変な誤解もしてます…それも含めて可愛いですよね😂 (3月17日 12時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - かわいい🥹 (3月16日 0時) (レス) id: d28d804b9b (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - 天ヶ瀬さん» コメントありがとうございます😊ここまで読んでくださりありがとうございます！そういっていただけて光栄です😳 (3月12日 9時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わわ😭😭前作から愛読させて頂いてました最高に面白いです😭💗 (3月11日 21時) (レス) @page12 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - りおさん» コメントありがとうございます😊応援ありがとうございます✨☺️ (3月9日 14時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年3月1日 16時
