#09【新聞】 ページ14
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アルミンside
食堂入り口に、朝の花壇の水やりを終えた副長とマルクスさんが見えていた。
僕達に気付くと手をふり、こちらへと歩いてくる。
そこへサシャの大きな声が食堂中に響き渡った。
サ「副長！兵長とお付き合いされたって本当なんですか！？」
あ「え？」
目を大きく見開く副長。
辺りはし…んと静まり返って、注目を浴びていた。
視線に耐えきれず、コソコソと僕等の席に慌ててくる副長。
あ「ま、まま待って。
どうしてそういうことになってるの…？//」
サ「これ見てください。記事になってますよ！」
副長とマルクスさんの目の前に差し出す今日の新聞。
マルクスさんは「へぇ」と口角を上げ、笑っていた。
副長は僕達と同じ反応で少し信じられないといった様子で読んでいた。
あ「…ほ、本当だ…」
副長自身も疑心暗鬼で、真相を知りたがっているように見えた。
そして、新聞をバサッととり…
あ「ちょっとこれ借りるね！」
と言い、食堂を出ていった。
…あ、あれ…これは一体どういうことなんだろう。
僕等も訳がわからない状態で呆然としていると、後ろからハンジさんの声が聞こえた。
ハ「ハハ、計画通りってとこかな」
マ「ハンジ、やっぱお前の策略だったか」
ハ「人聞きが悪いなぁ、後押ししたまでさ。
鈍い彼女に素直じゃないリヴァイには必要な行程だ」
エ「計画って何のことですか」
ハ「あー…君達は知らなくていいことだ。
大人の事情ってやつさ」
ジ「何すかそれ」
エ「余計気になるじゃないですかハンジさん！
教えてくださいよ！」
マ「ガキが首を突っ込むことじゃねぇんだ。
ほら、とっとと飯食って任務に取り掛れ」
ノ「…ろくに仕事しねぇあいつに言われたくねぇよな…」ｺｿｯ
コ「だな」
サ「ですね」
マ「あ？何か言ったか？」
サ「いえ！何も！！」
そして僕等を他所に幹部席へと向かうハンジさんとマルクスさん。
僕達は拭いきれないモヤモヤを残したまま、今日の任務地への準備をしに食堂を後にした。
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koi(プロフ) - ユウカさん» コメントありがとうございます☺️主人公は恋愛未経験の為、恋に対して変な誤解もしてます…それも含めて可愛いですよね😂 (3月17日 12時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - かわいい🥹 (3月16日 0時) (レス) id: d28d804b9b (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - 天ヶ瀬さん» コメントありがとうございます😊ここまで読んでくださりありがとうございます！そういっていただけて光栄です😳 (3月12日 9時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わわ😭😭前作から愛読させて頂いてました最高に面白いです😭💗 (3月11日 21時) (レス) @page12 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - りおさん» コメントありがとうございます😊応援ありがとうございます✨☺️ (3月9日 14時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年3月1日 16時
