#08【新聞】 ページ13
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アルミンside
ミラ副長がマーレ兵に襲われてから1週間の月日が経っていた。
あれからソフィアさんは訓練兵に入団したり、3週間後のマーレ先遣隊の侵入口を練ったりと…
本部内も慌ただしい日々が続いていた。
そんな今日…
ジ「海を渡って“オディハ”に向かうっつー計画も…
それどころじゃねぇな」
エ「それも俺達の行く手間が省けただけだ。
することは変わらねぇよ」
ジ「てめぇに言われなくてもな、んなこたぁわかってんだよ」
エ「あぁ、そうかよ」
ア「まぁまぁ2人とも…」
食堂で朝食を取りながら、まだ定かではない今後の計画の話をする僕達。
そこへ朝から重い雰囲気で食堂へと入ってくるノア。
…？
どうしたんだろう…
いつも元気な彼女しか見ていなかった僕等は心配になり、席に着いてすぐ事情を聞いた。
コ「今にも死にそうな面だな。腹でも壊したのか？」
サ「そうなんですか？
それならバナナを食べれば落ち着くと聞いたことがあります！」
ノ「………」
本来なら「そんなんじゃねぇよ！」なんて否定するのに…
コニーの些細な冗談にも乗らないノア。
それを見兼ねたジャンが「何があった」と真剣な顔で聞いていた。
少しピリッとした空気が流れ始める。
ノ「ジャン、お前のその様子からして…
このこと…知らねぇんだな」
ノアは僕達をチラッと見た後、ある一枚の紙を卓上へと出した。
それは、今日の新聞だった。
差し出された新聞を覗く僕達。
そこには…
コ「おい…これって…」
サ「これは、大スクープですよ！」
ジ「おいおい…冗談だろ…」
見出しに【“人類最強”の恋人】
その隣にある似顔絵には…
エ「副長じゃねぇか…」
ア「本当だ…
まさかとは思っていたけど…」
ミ「……」
少し口角を緩めるミカサ。
記事を一通り読み終えた僕は暫く驚きを隠せずにいた。
それは“兵長と副長が付き合った”という事実にではなく…
主に“兵長のとった行動に”であった。
薄々僕も思っていた。
いずれ二人は一緒になるのではないかと…
でもまさか“あの兵長”が民衆にその事実を公言するだなんて…僕等の知っている兵長の取る行動にはあまりにも予想外過ぎた。
エ「全然気が付かなかったな。
兵長も副長も普段と変わらなかったからな…」
ジ「それが兵士ってもんなんだろ」
サ「あ！噂をすれば…！
副長がいらっしゃいましたよ！」
サシャの指差す先に、朝の花壇の水やりを終えた副長とマルクスさんが見えていた。
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koi(プロフ) - ユウカさん» コメントありがとうございます☺️主人公は恋愛未経験の為、恋に対して変な誤解もしてます…それも含めて可愛いですよね😂 (3月17日 12時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - かわいい🥹 (3月16日 0時) (レス) id: d28d804b9b (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - 天ヶ瀬さん» コメントありがとうございます😊ここまで読んでくださりありがとうございます！そういっていただけて光栄です😳 (3月12日 9時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わわ😭😭前作から愛読させて頂いてました最高に面白いです😭💗 (3月11日 21時) (レス) @page12 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - りおさん» コメントありがとうございます😊応援ありがとうございます✨☺️ (3月9日 14時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2024年3月1日 16時
