悪夢課全員出撃【悪夢課】 (ページ21)

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悪夢課20【狩真都雅羅】ページ21

今のことろ集まったのは13人

まだ来てない奴がいるがそろそろおやつ時が過ぎようとしている

うたとせつは目を覚まし始めたし

持ってきたタルトもかなり減った

使い魔のシロは俺の肩に頭を置いている。

頭の中で会話する

シロ《まだ何するかわかんねぇのか？》

俺《さぁ、まだ来てない人いるしな。》

シロ《いいのか？全員集合させるほど大変なことが起きてんだろ？さっきもなんか入口にいたし。》

俺《何が？》

シロ《俺が見えたあの男が入口で追い払ってたぞ。俺が姿を表したから魔物や妖の類が引き寄せられたんだろうな。》

俺《まじか、そりゃ知らなかったな。》

シロ《それに、”あいつ”も近くにいるぞ。》

俺《え･･･まじ？》

シロ《まじ。》

俺《ここには来て欲しくない･･･。》

シロ《俺だって嫌だし。マスター取られたくねぇもん。》

俺《ココ最近お前ばっかりだよな。》

シロ《他の奴らはマスターの血を飲んでないから呼ばれないとマスターの領域には来れねぇんだよ。》

俺《あ、そういうことなのか。･･･ん？俺、あいつに飲ませたことねぇけど？》

シロ《昔ドンパチやった戦いあったろ？そん時怪我した血をあいつは舐めてた。》

俺《･･･怖》

シロ《ま、俺は沢山もらってるから勝手に出てこれるけど。》

俺《この仕事が終わったらかまってやるって伝えといてくれよ。》

シロ《りょーかい。俺にも構えよ？》

俺《わかってる。》

シロとの会話を終えると

俺「だら、そろそろ話の内容を頼む。今来られないやつは後で合流すればいい。全員を集めるほどの話しなら早い方がいいだろ？」

俺はだらにそう問いかけた。