Narr 自覚のない【ズィーベン】 (ページ23)

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Unconscious ページ23

yb「…遅いな」

薮の言葉で時間を見る

in「何が遅いの？」

yb「光だよ、光。

昼飯の買い出しに行ってから1時間経ってる。

いくら光でも遅すぎないか？」

そう言われたら確かに…

tk「連絡してみた？」

yb「いや、繋がらない」

怖いな…何か事件に巻き込まれてるのかな？

そう思っていると

ar「…圭人からだ」

大ちゃんの携帯に圭人から着信があった

ar「もしもし？

今？

…警察署内だけど。

え、光くん以外はいるよ。

…はいはい」

大ちゃんはスピーカーにする

kt『【白蛇】が…襲ってきた…』

yb「は？」

kt『今、知念と光くんは…病院にいる』

病院…⁉︎

kt『路地裏で倒れてるところを発見したんだ…、いてて』

tk「どこかやられたの？」

kt『俺は切りつけられただけ。

知念は刺されて光くんは殴られたみたい。

病院の場所は伝えるから来れる人は来て』

in「…行っといで、薮」

yb「え？」

in「対処はこっちでするから。

心配なんでしょ？」

薮は頷くと飛び出して行った
　

in「【白蛇】…ね」