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Unconscious ページ19
…作りすぎでしょ、これ
雄也がお粥を作ってくれたけど明らかに1人用じゃ
雄也も食べて行ったけど…翌朝も食べてね状態
なんならお昼も食べれる
僕は軽くため息をついた
…喋れないからバイトも出来ない
圭人が涼介と裕翔のために貸し出してくれたこの家
…どうして僕はここにいるんだろう
あの悪夢が頭から離れない
僕は信者と同じような感じ…
ただの自己満足
チラリと外を見るとお日様が登っていた
…暖かそう
僕は着替えて外に出る
こうやってなんの目的もなく外に出たのは初めてなのかも
ぶらぶらと歩く
本当に暖かい
公園のベンチに座っていたら心地よくて寝ちゃいそうな感じ
あぁ…こんなお店あったんだな
あれ、ここは違うお店に…
人の心は意識して読まない限り読めないから大丈夫
涼介と裕翔はどうだったんだろう…
しばらく歩いていると大きな建物の前に来た
ここは…
in「あれ、知念？」
考えているといのちゃんが遠くからやってきた
in「珍しいね、警察に何か用？」
警察…そうか
ここは僕と涼介と裕翔が務めていた警察署なんだ
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2021年10月9日 10時
