Narr 自覚のない【ズィーベン】 (ページ20)

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Unconscious ページ20

in「…知念？」
　

警察署を見上げるとズキズキと頭が痛くなってくる

多分…思い出そうとしてるんだ

cn『なんでもないよ。

お邪魔したよね？』

in「ちょうど出勤のタイミングだったからOKだよ。

これからどこ行くの？」

cn『特に決めてないよ。

今日は1日ぶらぶら歩こうかなって思ってたんだ』

in「お、それいいじゃん。

俺も付き合いたいな…」

yb「行かせねぇよ」

いのちゃんがサボろうとした時、後ろから首根っこを掴まれた

in「…薮」

yb「今日は伊野尾が夜勤の番だ。

逃げるだなんて無理だからな」

in「意地悪〜」

yb「…じゃ、知念。

散歩楽しんどいで」

いのちゃんはそのまま宏太に首根っこを掴まれた状態で警察署内に入っていった

…猫みたい

宏太の目の下にはクマが出来ていた

かなり寝てないんだろうな…

僕はフードをかぶって他のところに行く

…覚えている記憶も古いもので、お店も変わってるし、涼介と裕翔に保護されてからは外に出してくれなったから知らないものばっか

気がつくと僕は道に迷っていた