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家に帰ると誰も居ない。
家族は皆、旅行に行っている。
世間がこの時期に受験、受験と言うように私には大学受験が待ち伏せている。
塾から帰ってきて、現在の時刻は21:50である。
今朝、親に言われた夕飯の鍋を温める。
カチリと捻ると独特な音と共に火がついた、後は放置。
『……あー、眠い』
リビングの椅子に座ると、眠気に身を任せてそのまま突っ伏せてしまった。
「」
「…」
「起きんかぁあｯ!!『ぎゃｯがｯ！？「ぶｯ？！」
唐突な怒鳴り声に驚いて、勢いで身体を机から起こすと誰かと私の頭が激突した。
机に出戻り。
『いっつ〜……』
若干、涙目の私に対して相手は顎を抑えていた。
てか、誰だよ。
いつ家に…
もしかして、家の鍵を閉め忘れてたのかｯ？！
頭を抑えつつも、急いで子機を手に取って相手と距離をとる。
『けけ、警察、呼びますよ！』
「イデェー…、…けいさつ？」
「不審者でもいたのか」なんて立ち上がる彼の身長のデカさに家の天井を見上げるような気分で怖さが増した。
しかも、コスプレの変態なのか知らないがワンピースのコートを羽織ってるしｯ
無理無理無理無理ｯ!!
なんだこの泥棒とワンピースの変態はｯ!!
『い、…今すぐにこの家から出てって！』
勇気を振り絞って声を張り上げる。
「ん？''出てって''て…あ！俺か！」
お前だよｯ!
『別にこの家に金なんてないからｯ！貧乏だからｯ！』
「俺は海兵だｯ！人んちのもんなんかに興味あるか！」
『じゃ、じゃあなんで居るんだよｯ出てけよｯ！』
「俺だって知ら……わかった、わかった！出てく！」
そういうと、相手は玄関に行くと出て行った。
急いで玄関の鍵を全部閉めると、警察に連絡しようと子機にボタンを押そうとしたらガチャガチャと玄関から音がし始めた。
ひぃいいいいいいｯ
110番をしようと指を動かすのと同時に玄関から聞いた事もない雷が落ちたような破壊音がした途端に音はなり止んだ。
カツン、と玄関から靴のつま先が見えた。
「開けろ…って言っただろって…おいｯ！？」
私は恐怖の余り、気を失った。
もし、殺人のように血で床になにかしら書くとしたら絶対こう書くわ。
超怖い
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現世君(プロフ) - 〇さん» はい！お役に立てて良かったです！よい放浪旅を！ (2019年4月9日 19時) (
レス) id: 6fd2ddfd74 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 現世君さん» 成程、確かに気分転換になりますね。アドバイス有難うございます！メモかぁ、流石に今ぶらつくのは良くないので明日とかにしてみます！(｀・ω・´) (2019年4月9日 19時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
現世君(プロフ) - 〇さん» それと、メモ帳とかスマホで旅についてメモしたりとか、思ったことを書くと、スッキリしますよ！ (2019年4月9日 19時) (レス) id: 6fd2ddfd74 (このIDを非表示/違反報告)
現世君(プロフ) - 〇さん» ウチがしている放浪旅は、自分の家の近くとか取り敢えず街中やら裏通りやらをブラブラしております！行ったことない所に行くと、新しい発見もありますよ！あと、お金は少なくとも行けますよ！(`>∀・)☆ｷﾗｰﾝ (2019年4月9日 19時) (レス) id: 6fd2ddfd74 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 現世君さん» ただ、金欠なんですよね。悩むなぁあ、…雨でも降ってるのかな泣)……トンガリ島とか行きたいなぁ。よぉおおし、夢を考えるか！現実逃避笑) (2019年4月9日 19時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Marubox | 作成日時：2019年4月9日 15時
