2年と先生の話 ページ1
赤美恭さんリクありがとうございます!!
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狗巻、パンダ、真希、乙骨。
彼らにとって、この高校で過ごす二度目の春。
二年生始業の今日に限っては、海外出張の多い乙骨も席に座っていた。
真希「あのバカが今日も遅刻するに一票。」
パン「悟のことだしな。でも俺は裏をかいてちゃんと来るに一票。棘は?」
狗巻「しゃけしゃけ。」
パン「俺と一緒か。憂太は?」
乙骨「う〜ん…僕もパンダ君達と一緒で。」
四人は教室にて、担任である五条の今日の行動に賭けていた。
真希「私一人かよ。でも考えてみろよお前ら。悟が時間通りに現れたことあるか?」
パン「無いな。」
乙骨「はは…無い、かも。」
狗巻「しゃけ。」
結局揃う意見。
去年一年間を五条と共に過ごし、彼には"時間通り"という概念がないことを、四人は学んでいた。
厳密に言えば、まだ担任は発表されていない。
だが、人手の足りない呪術界。
その中の高専のため、担任変更なんて有り得ない。
誰もがそう思っていた。
真希「だろ?だったら …
「はーいみんな席に着いてね〜」
が、部屋に入ってきたのは五条ではなかった。
パン「見事に真っ黒だな。」
狗巻「…ツナ?」
乙骨「新しい先生とかかな?」
真希「こんな人手不足の呪術界でかよ。」
背は五条より低いものの長身で、黒い蓬髪が全身の黒の面積を増している。
白い部分と言えば、僅かに除く肌と、そこに巻かれた謎の包帯だけだった。
「非道いなぁ…元々居たよ?会ったことないだけで。」
真希「元々…まさかオマエ、"双黒"の…」
「ご名答〜!丁度君達が入ってきた年に大きな任務があってね。あまり帰ってこられなかったのだよ。」
『双黒』
それは、超人的な頭脳を持つ男と、圧倒的破壊力を持つ男のコンビを示す言葉だった。
夏油と五条のコンビを"最強"と言うならば、双黒は"最恐"である。
太宰「私の名は太宰、太宰治だ。一年間よろしくね。」
そう名乗った男───太宰は、未だ衝撃に固まる四人に向けて、優しく微笑んだ。
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昨日更新するとか言っといてしなくてごめんなさいでした…
言い訳じゃないんですけど一寸推しグルで色々あってメンタル死にまして…
回復?してないですよ()
そして呪術廻戦本編っ…
何も言いませんけど、ここで書く話位明るくいこうと思います…()
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雪姫 - それと太宰治の規格外で異常な頭の良さが初めてさしす組に知れ渡った時のお話もお願いします!沢山リクエストしてしまってすみません (2021年9月8日 11時) (レス) id: f0b1c73d73 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 初めまして。面白い作品ですね!リクエストなのですが...双黒が双黒と言われるようになった任務の話や夏油傑が違反していないみたいですからそのお話や映画の文ストの呪術廻戦ver.も書けたら書いて欲しいです!!これからも更新頑張ってくださいね (2021年9月8日 10時) (レス) id: f0b1c73d73 (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 魔水さん» 魔水さんいつもありがとうございます…光栄です…この回が終わり次第頂いたリクエスト消化するんでそれも読んで貰えたら嬉しいです!! (2021年4月13日 16時) (レス) id: 971f9b714d (このIDを非表示/違反報告)
魔水(プロフ) - はぁ……やっぱり何回読んでも最高… (2021年4月13日 8時) (レス) id: 7488c2f673 (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» こちらこそありがとうございました!それもいいですね!!影から見守って見つかって一緒に祓われましょうか() (2021年2月23日 9時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AHI | 作成日時:2021年2月14日 19時