成長【改】[2] ページ39
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真人「なんだ、ピンピンしてるじゃん七三術師。お互い無事で何よりだね。ハグでもするかい、再会を祝して!!」
そう言いながら真人は、刃物状に変形させた左腕を中也達に向けて振るう。
中也は、それを回避した反動を使って回転軌道の蹴りを入れつつ叫ぶ。
中也「てか虎杖!!手前何でそっから出てくんだよ!?」
突然話を振られた虎杖は肩を震わせつつ、自らが壊した壁の影から顔を出して返事をする。
虎杖「ごめんって先生!!順平体力切れちゃって担いで走ったら迷った!!」
順平「それで壁破るの普通の思考じゃないからね虎杖君!?」
中也「…………。」
虎杖の破天荒さに呆れつつ絶句する中也。
だがそんな場合じゃないと切り替え、また指示を飛ばす。
中也「兎に角タイミング見て走れ!!」
虎杖「分かった!!」
虎杖は再び順平を抱えると、全力疾走への準備をした。
だが、
真人「させないよ…ゔ、お"ぇッ」
そう嗚咽した真人の手には三体の改造人間。
七海「まだストックがあったのか!!」
真人「君達は短髪のガキを、君は外の車を襲え。」
動けるようになった改造人間達は、真人の命に従順に従って走り出す。
中也「糞が!!七海、ソイツら頼む!!」
七海「分かりました。」
中也はそれだけ言い残すと、猛スピードで車へ走り出した改造人間を追う。
七海は返事をすると、虎杖に加勢しようと刀を構える。
真人「やっぱり」
…だが、それは真人の攻撃によって阻まれた。
真人「コイツ人間殺せないだろ!!」
虎杖「ゔっ…」
順平「虎杖君っ!!僕はっ…」
真人の言葉の通りだった。
順平を庇ったこととは関係なく、虎杖は拳を振るうのを躊躇い、改造人間の攻撃を受けた。
七海が真人と応戦する中、虎杖はどうにか情を殺す。
『あ…そぼ』
『お……がい、ころして』
虎杖「…っ!ご、めんな…」
そう呟き、拳を固めた瞬間だった。
白い腕が虎杖の前の改造人間を凪ぐ。
虎杖「は?」
真人「そんな半端な感情に惑わされるから…さっさと代わんなよ、宿儺にさ。」
伸びてきた手…真人の左手は、そのまま虎杖の腹に触れた。
真人「−無為転変−」
七順「「虎杖君!!」」
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5000hitありがとうございます!!
お気に入り、お星様、コメントまで頂けて感激してます…
昨日一日で2000hitですよ?え?ジーマーですかね?()
…これからも付き合って頂けたら幸いデス。
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あひ(プロフ) - 赤美恭さん» いえいえ、こちらとしては、読んで頂けるだけで土下座物なので…お気遣いありがとうございます。楽しんで書かせて頂きますね!! (2021年2月14日 16時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - こちらこそ有難う御座います。楽しみに待っておりますね!ゆっくりで大丈夫ですから健康に差し支えない程度に急がずで^^* (2021年2月14日 15時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» それからリクエスト頂き感謝します!!2年生ズと先生の出会い、それからパーティー編ですね、承知しました!!個人的に書くか悩んでいた所だったので、喜んで書かせて頂きます!!続編の方で書こうと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。長々とすみません() (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!キャラクターの姿が想像できて楽しいなんて物凄い褒め言葉を頂きました…これからも作者の妄想に付き合って頂ければ幸いです。 (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - 無茶を承知の上でのリクエストのようなものですのでスルーして頂いても構いません。これからも応援しております (2021年2月13日 20時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AHI | 作成日時:2021年1月30日 23時