中也さんの話。[6] ページ22
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夏油「人…か。だが、封印されているってことは呪霊…なのか?それにしては血が赤色だし、それに気配が違う。…悟。」
五条「へいへい。」
夏油に言われた五条は、壁に繋がれたそれに近づき、屈んで目線を揃えると、サングラス越しに見つめていた。
五条「……ふーん…コイツ、中にもう一人いるよ。面白。」
しばらく黙っていたと思えば、急に笑う五条。
その笑いには皮肉めいた物が感じられたが、五条は詳しくは説明しなかった。
硝子「因みにこっちの札は呪力封じと反転術式同時に回してる。器用なことしてんじゃん。」
鎖に貼られた札を見ていた硝子の言葉に、夏油は溜息をつく。
夏油「これの呪力は封じて、器が壊れないように反転術式回して…ってとこかな?」
五条「治、ちょっとコイツに触ってみてよ。」
相変わらず笑顔の五条に、太宰は反抗することなく従う。
太宰「…ん、分かった。」
太宰は五条の隣に座り、目の前で唸りを上げるものの頬に優しく触れた。
すると。
「ゲホッ………う"…ぁ?…だ、れだ?」
彼は今まで上げていた唸りが嘘のように、だが弱々しく喋りだした。
今まで焦点が合っていなかった瞳は、綺麗な青色になり、4人を捉えていた。
太宰「お、喋った。」
夏油「気配が完全に人になった。どうなってるんだ?」
疑問を浮べる夏油に、五条はからかう様に言った。
五条「はッ、だから言っただろ傑。もう1人居るって。」
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余談ですけど、遂にスト小説続き出ますね!!
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個人的には、中也さん髪型どうなってんのか気になってます←(そこじゃない)
明後日?…受験ですケド何か?()
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あひ(プロフ) - 赤美恭さん» いえいえ、こちらとしては、読んで頂けるだけで土下座物なので…お気遣いありがとうございます。楽しんで書かせて頂きますね!! (2021年2月14日 16時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - こちらこそ有難う御座います。楽しみに待っておりますね!ゆっくりで大丈夫ですから健康に差し支えない程度に急がずで^^* (2021年2月14日 15時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» それからリクエスト頂き感謝します!!2年生ズと先生の出会い、それからパーティー編ですね、承知しました!!個人的に書くか悩んでいた所だったので、喜んで書かせて頂きます!!続編の方で書こうと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。長々とすみません() (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!キャラクターの姿が想像できて楽しいなんて物凄い褒め言葉を頂きました…これからも作者の妄想に付き合って頂ければ幸いです。 (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - 無茶を承知の上でのリクエストのようなものですのでスルーして頂いても構いません。これからも応援しております (2021年2月13日 20時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AHI | 作成日時:2021年1月30日 23時