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中也さんの話。[5] ページ21

× × × × × ×

五条「んで?この先には何があると思う。」

硝子「さぁ?まぁ大方、禅院が作り出した呪霊を集めちゃう何か。」

太宰「しかも、そのせいで湧いた呪霊を祓うことすら出来ないほど危険で、なおかつ処分出来ないほど優秀。だけど世には晒せない何かってとこかな?」

そんな予想を話していれば、いきなり開ける目の前。

そこに現れたのは明らかに何かが封じられた祠、洞窟、札の貼られた入口の扉。

夏油「…ビンゴ、かな。」

硝子「こりゃ絶対何かあるね。分かりやすい。」

五条「さっさと終わらせようぜ。…治。」

太宰「はいはい。よいしょ、っと。」

札を使った呪術によって開かずの扉となった入口だが、それは普通の呪術師の前でだけだった。

太宰は、何を気にする風でもなく、扉に手をかけ、ゆっくりと押し開けた。

硝子「流石反呪術師、だね。」

夏油「確かにね笑 治の術式はやっぱり異質だよ。」

太宰の術式『人間失格』

それは、自身が触れたあらゆる物の発動している術式を解除するもの。

そのため、術式の付与された札も例外ではなく、彼の前ではただの紙となる。

太宰「…これ、中々重いのだけれど…。」

五条「お邪魔しまーす。」

3人「「「え。」」」

そう言うと、五条は扉を蹴り開けた。

というか、開けたと言うより蹴り壊した。

夏油「ちょっ…あーあ…。」

五条「開いた開いた。さぁ行こう。」

硝子「やっちゃったもんはしょうがない。」

太宰「しょ、硝子まで…はぁ…。」

2人はノリノリで、2人は諦めつつ中へ入る。

だが、そのテンションは、一瞬で切り替わることになる。

  『グルルルル………」

太宰「なに、あれ。」

硝子「う〜ん…鎖に繋がれた…人?」

そう、薄暗い部屋にあったのは、赤い血で染まる床、何枚かの札の貼られた鎖。

それに、その現状を作った原因と思われ、唸りを上げる人型の何かだった。

× × × × × ×

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あひ(プロフ) - 赤美恭さん» いえいえ、こちらとしては、読んで頂けるだけで土下座物なので…お気遣いありがとうございます。楽しんで書かせて頂きますね!! (2021年2月14日 16時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - こちらこそ有難う御座います。楽しみに待っておりますね!ゆっくりで大丈夫ですから健康に差し支えない程度に急がずで^^* (2021年2月14日 15時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» それからリクエスト頂き感謝します!!2年生ズと先生の出会い、それからパーティー編ですね、承知しました!!個人的に書くか悩んでいた所だったので、喜んで書かせて頂きます!!続編の方で書こうと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。長々とすみません() (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!キャラクターの姿が想像できて楽しいなんて物凄い褒め言葉を頂きました…これからも作者の妄想に付き合って頂ければ幸いです。 (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - 無茶を承知の上でのリクエストのようなものですのでスルーして頂いても構いません。これからも応援しております (2021年2月13日 20時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AHI | 作成日時:2021年1月30日 23時

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