中也さんの話。[4] ページ20
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そして時は戻り、禅院領地内の山道にて。
4人は、山に入った後ー時間もしない内に、発生していた呪いをほとんど祓ってしまった。
太宰「暑い…どれだけ歩けばいいんだいこれは?」
五条「さーな。…ただ、」
五条はそう言うと、太宰を真剣な目で射抜く。
太宰「分かっているさ。場所によって、呪霊の階級にバラツキがある。おそらく、その中でも最も階級の高い呪霊が固まっている所に何かある。」
五条「そーそー!!流石治。分かってんじゃん。」
五条は打って変わって笑顔になり、太宰を指さす。
夏油は呆れつつ、太宰に地図を差し出す。
夏油「治。呪霊の分布分かったらこれに示してくれ。」
太宰「ん、りょーかい。ちょっと待ってね。」
言われた直後に、受け取ったペンを動かし出す太宰。
夏油「覚えてるのか!流石治。仕事が早くて助かるよ。」
夏油は驚きつつも、太宰が書き込みを入れる地図を覗き込む。
太宰「現在地がこの辺。それから下級呪霊がここに湧きまくってて、こっちがランク持ち。2級だったかな?そう考えると…」
太宰は筆を止めることなく書き込みを続け、筆で一点を指す。
太宰「何かあるとしたらこの辺りかな。」
夏油「ってことはあっち?」
硝子「りょーかい。早く行こーよ。」
五条「だな。」
3人は、太宰が出した結論を疑うことなく足を進めていく。
考えていることはことごとく読まれる、敵の呪詛師の策略は破る、出した作戦は間違わない。
太宰が入学して約1年。
太宰の実力は、同級生として隣で見てきた3人が1番理解していた。
だからこその信頼なのだった。
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あひ(プロフ) - 赤美恭さん» いえいえ、こちらとしては、読んで頂けるだけで土下座物なので…お気遣いありがとうございます。楽しんで書かせて頂きますね!! (2021年2月14日 16時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - こちらこそ有難う御座います。楽しみに待っておりますね!ゆっくりで大丈夫ですから健康に差し支えない程度に急がずで^^* (2021年2月14日 15時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» それからリクエスト頂き感謝します!!2年生ズと先生の出会い、それからパーティー編ですね、承知しました!!個人的に書くか悩んでいた所だったので、喜んで書かせて頂きます!!続編の方で書こうと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。長々とすみません() (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!キャラクターの姿が想像できて楽しいなんて物凄い褒め言葉を頂きました…これからも作者の妄想に付き合って頂ければ幸いです。 (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - 無茶を承知の上でのリクエストのようなものですのでスルーして頂いても構いません。これからも応援しております (2021年2月13日 20時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AHI | 作成日時:2021年1月30日 23時