ゼロと兎～ルイズに召還された神威はゼロ魔世界で無双する～ (ページ1)

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召還ページ1

「あんた誰？」

雲一つ無い青空をバックに俺の顔をジッと覗き込む少女がいた。
最初は声からしてアイツ(神楽)かと思ったけどアイツとは全く違う，普通の人間らしかった、

「人に名前を聞くときは自分からじゃないの？おチビさん♪」

「なっ...！何よ！貴族に向かって！.......わたしはルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。で、あんたは？」

「俺は神威だヨ。で、どこが名前？」

「ルイズからヴァリエールまでが名前よ！」

ルイズなんとかって子は呆れているケドそろそろめんどい。○しちゃおうかな？

「あんた、感謝しなさいよね。貴族にこんなことされるなんて、普通は一生ないんだから。」

ルイズなんとかは手に持った小さな棒を振った。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」

なんか唱え始めたと思うとルイズなんとかは棒を俺の額に置き、口づけた。

「終わりました」

ルイズなんとかは顔を真っ赤にしている。そーいえば地球ではこれが求愛的な何かだったか。

「『サモン・サーヴァント』は何回も失敗したが、『コントラクト・サーヴァント』はきちんとできたね」

どっかのハゲみたいに禿げ上がったオッサンがいう。...見てたらなんか腹立ってきたナ。

「相手がただの平民だから『契約』できたんだよ」

「そいつが高位な幻獣だったら、『契約』なんかできないって」

平民？契約？するとルイズなんとかが急にそいつ等を睨む。

「バカにしないで！わたしだってたまにはうまくいくわよ！」

「ほんとにたまによね。ゼロのルイズ」

金髪の子が嘲笑う。

「ミスタ・コルベール！『洪水』のモンモランシーがわたしを侮辱しました！」

なんかここから凄い言い合ってたけど、急に俺の体が熱くなる。

「ｯ.......？」

普段俺はもっと凄いことしてるから、あまり痛くないけどネ。

「やっと『使い魔のルーン』が刻まれ始めたわね」

「刻むって何だヨ。いい加減殺しちゃうゾ？」

「！？...さっきも言ったけど、平民が貴族にそんな口利いていいと思ってるの？」

その意味わからないセリフが終わると同時に熱さが引いてきた。

俺の近くにハゲがよってきて俺の左手の甲を確かめ始めた。俺の左手にはみたことない模様が浮かび上がっていた。