【I dentity V】～貴方に言いたい～【占い師】 (ページ2) - 小説

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【蒸し暑い夏の日のこと】ページ2

─── 暑くて意識が朦朧とする。
………私は何をしていたんだったか？

……あぁ、思い出した。
私はどうやら"普通"ではないらしい。
周りから"可笑しい"、"変な奴"だと言われ続け、虐げられていたんだった。

幸い、暑い原因の太陽は木によって遮られている為、凌ぐことは出来る。

然し、どうやら相当な傷を負っているらしい。
身体が少しも動かず、蹲るばかりだ。

小さく呻いてみても、
側に誰かいる訳でもなし。

これはここで死ぬのかな、と。
それだけを思って考えることとなった。

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作者名：39 | 作成日時：2020年9月21日 5時