【名探偵コナン】ポアロマスターの代理です。4

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コナンside.


同じポーズで声を揃えて言ってのけた二人。
…息ピッタリかよ。逆にその笑顔怖いよ。

その姿を見た若い客達は
ショックを受けたような顔をし、
すぐに乱暴にお金を払い次々と出ていく。
さっきのを肯定と取ったのか否かは分からないが
もしそうなのであれば
自分達には勝ち目が無いと思ったんだろう。
だって誰が見ても美男美女だぞ？

店には俺達だけになった。
はぁ…、やっと落ち着けるな。


『(クソガキャ共がギャーギャーとうるせえんだよ少しは考えろってんだつか誰がババアじゃまだ見る人によっちゃお姉さんなんだよバッキャローがよぉ乳の事言ってたら原型とどめないくらい引き摺り回してやったのによぉ…)』


律さんが超極小で呪文の様に呟いてる。
何か最近よくこの人のこんな所を見るな…ははっ。
本性元ヤンなんじゃねぇの？こえー…
蘭には…聞こえてなさそうだ良かった。
にしても…ち、乳って…そんなに気にする程か…？
まぁ蘭よりは…いやっ、そのっ！！
違う違う！！！何でもねぇっ！！！


『コナン君、顔赤くして何慌ててんの？
つか蘭ちゃんもごめんねぇ…』

蘭｢いえいえ、少しびっくりしましたが…
お二人共大変でしたね？｣

安｢お店に来てくれるのは嬉しいんですがね…｣

蘭｢それで、お二人は本当は…？｣

｢｢『……え"？』｣｣

蘭｢内緒です、なんてはぐらかして〜！
あ！！私誰にも言いませんから！！｣


おいおいおーい！！
蘭が食いついちまった…
まだ園子が居なかっただけマシか？


『いやいや蘭ちゃん、さっきのは…』

安｢ははっ、お付き合いはまだしてませんよ？｣


…………"まだ"？
ちょっと安室さん何それ知らない！！！
何でそんなに楽しそうな顔してんの！？
傍らの律さんは一人キョトンとしている。
あ、これ安室さんの意地悪だ…
余計な事言わずにしばらく見てよーっと…



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律side.


安｢これでも結構アピールしてるんですがねぇ？｣

『はぁっ！？何をデタラメ言ってんの！？
蘭ちゃん違うから！！仲良いだけだよ！！』

蘭｢そうだったんですね！！
安室さん、頑張って下さい！！！｣


蘭ちゃんんんんん！！！！
頑張って下さい！じゃねぇぇぇ！！
安室君も安室君だ、私達しか居ないからって
ちょっとふざけ過ぎだぞ！？

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