【名探偵コナン】ポアロマスターの代理です。2

37.チートはやはり良い ページ6

貶された勢いで大方片付いた男達。
未だに信じられないという様な女の子。


『あの人はねぇ…
このくらい強くないと対応出来ないぞ！』

女｢え…っ、えっ！？｣

『見た目に騙されると痛い目見るよ？
男はちゃんと見定めなさいな。
彼と一緒になると普通の幸せは
ないと思うよ？』


と、零には悪いが思わせぶりな事を
言わせてもらった。
何でって？
そりゃ私が悪い女だと思われたく
ないからだよっ！！！←
the自分勝手！！ふぅぅぅ！！


女｢嘘よ！！あの人はそんな人じゃ…っ！｣

『あの作り笑いに気付かないの？
もう逆に心配だから目を覚ましてよねぇ…』


これはマジで同じ女として
そこら辺の見定め能力は持っていて欲しい。
男で苦労して欲しくないよ？
いや、別に零が苦労する男と
言ってる訳じゃないんだが。

するとどうだろう、辛うじて息があった
男の一人が立ち上がる。


A｢おい聞いてないぞ！！
こんなやべぇ女あんな金じゃ釣り合わねぇ！｣


そう言って女の子に殴り掛かろうとする。
私はそれを止めた。


『空気読めっ！！』


ゴツンとお得意のゲンコツで
今度こそ沈んでいく男。
そして腰を抜かしてる彼女を
優しく抱き締める。


『きっともっと貴女にピッタリの
優しい人見つかるよ。』

女｢私…私……っ｣

『もうどんな理由であれ
あんな輩と関わったらダメだよ〜？
さっきみたいになったら怖いでしょ？』


無言で震えながら頷く彼女に少し安心した。
その後、ご迷惑お掛けしましたと
頭を下げ帰っていく彼女に
探偵やってるからさっきの奴らに
しつこくされたら言っておいで〜と
名刺を渡した。(ポアロの名刺だがな！)

去り際に感謝を述べる彼女は
とても可愛らしい笑みを浮かべていた。

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