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握られた手が更に強く握られる。
…自分の力分かってる?そろそろ折れるぞ?
という所でパッと離れた手は背中に回された。
…また抱き締められたな…
零はハグ魔だな。うん。
降「本当に良かった…」
安堵した零の雰囲気に胸を撫で下ろす。
本気で心配してくれたんだろう、
そう思うととても愛しく見えてきた。
すぐ横にある零の頭に小さく頬を擦り寄せ
背中に手を回してトントンと優しく叩く。
『ごめんね…ありがとう、零。』
降「……煮物が食いたい。」
『ふふっ、作って待ってるね。』
未だに離そうとしてくれない零を
佐藤刑事達が迎えに来るまで必死で慰めた。
零の甘えてくるような一面に
多少驚きがあったものの
今後めっちゃ甘やかしてやろうと
心に決めた私なのだった。
______________
おまけ
『やべぇ、事情聴取って…
そういえばなんて説明するかな…』
降「…それはもう根回ししといたから
処理班の山田が知り合いで
そいつに連絡を取ったと言っておけ。」
『仕事早ぇぇぇ…逆に怖ぇぇぇ…
ていうかそろそろ離してくれません?』
降「…いやだ。」
『可愛いかよ、チューすんぞ?』
バッ!!
降「な、ななな…っっ!?」
『一瞬で離れるとかどんだけ嫌なんだよ!』
降「ちが…っ、」
『嘘々、ちゃんと夕ご飯作っておくから
来る時連絡頂戴ね。』
降「いや、一緒に帰る。」
『はいぃぃ!?仕事は!?』
降「風見に任せた。」
『風見さん可哀想だよ!!!
零も戻らなくちゃ!!』
降「戻らんっ!!」
『頑固か!!過保護か!!
しゃーない、風見さんも呼んで
皆でご飯食べようか。
また風見さんに迷惑掛けちまったい…』
降「……………ムスッ」
『何故に不貞腐れる?』
降「別に……。」
『んー??』
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いわし(プロフ) - forevermemory1さん» こんにちは!お楽しみ頂いたようで安心しました_:(´ω`」 ∠):_新しいリクエストも感謝です、ただ少し私には難しそうなので時間がかかったりいつも以上の駄作の可能性が…笑/もし書けましたら報告はしますのでのんびりお待ち下さい。(*^^*) (2018年9月3日 0時) (レス) id: 9417f12aeb (このIDを非表示/違反報告)
forevermemory1(プロフ) - 更新お疲れ様です^^そしてありがとうございます^^♪♪リクエスト追加でもし時間があれば主ちゃんを通して警察学校組と警視庁カップルの会話を成り立たせて頂きたいです^^私は番外編の内容、楽しく読ませていただきました♪♪ (2018年9月2日 3時) (レス) id: 66905377fd (このIDを非表示/違反報告)
いわし(プロフ) - forevermemory1さん» 労いの言葉、感謝です!!。゚゚º(゚´ω`゚)º゚゚。リクエストもとても嬉しいです!いわし流で書いてみたいと思いますので暫くお待ち下さい。番外編の方へ載せる予定です!(*^^*) (2018年9月1日 22時) (レス) id: 9417f12aeb (このIDを非表示/違反報告)
forevermemory1(プロフ) - 更新お疲れ様です。私は警察学校組と警視庁カップルとマスターの絡みが見て見たいです^^マスターとの会話をしてるのは珍しいので^^ (2018年9月1日 21時) (レス) id: 66905377fd (このIDを非表示/違反報告)
いわし(プロフ) - あーもんどさん» いやいや、文章を書くのは難しいです!!皆様に分かりやすく伝わるように頑張りますね!!ありがとうございました!! (2018年8月31日 9時) (レス) id: 9417f12aeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いわし | 作成日時:2018年8月26日 23時