【名探偵コナン】ポアロマスターの代理です。2

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沖｢ニュータイプだな君は。｣

『自慢じゃないですけど
こんな奴そこら辺にいっぱいいたら
相当煩いと思いますよ？』

沖｢ぷ…そうだな。｣

『ちょっとくらい否定して下さいよ…』


彼女と話していると自然と取れた疑心。
素直に会話を楽しんでいる自分がいた。
今までの経験でこんな事があっただろうか…
俺の性格上難しい事だと思っていたが
不思議な事もあるもんだ。


『赤井さん…
やっと普通に笑ってくれましたね？』

沖｢そうか？俺だって笑うぞ？｣

『ほら、お店でしか会わなかったし
その時だってこう…社交的というか…』

沖｢君が正体不明だったからさ。｣

『そうっすよねー…
なんか変に気を使わせちゃってすいません。
次からは…お店でその顔が
見られる事を願ってます。』

沖｢ふっ…、どうだろうな…｣

『やっぱり意地悪だ…』


あんな夢物語を語る彼女。
そんな夢物語を受け入れた俺。
どちらともなくお互いのグラスをぶつけ
再び飲み始めた。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




おまけ


『今日はわざわざありがとうございました、
帰り道気を付けてくださいね？』

沖｢こちらこそ遅くまでお邪魔してしまって
すいませんでした。｣

『喋り方が沖矢さんに戻ってる…』

沖｢……………｣

『何でもないですっ！！
それではおやすみなさいっ！！』

カチッ

赤｢おやすみ、律。｣

パタン…

『…………………………破壊神や…
最後の最後でぶち込みやがったあの人は
わしの心の破壊神や……』

44.後日談→←・

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