【名探偵コナン】ポアロマスターの代理です。2

40.素敵なお誘い ページ15

あれからまたいつも通りの生活に戻った。
今日ものんびりと喫茶店業務です。

学校帰りの子供を見かける時間帯に
カランと店の扉が開かれる。


コ｢律さんこんにちわ！｣

『いらっしゃい、petit mort君。
それと沖矢さんも。』

コ｢はは…その呼び名やめてよ…｣

沖｢不吉な呼び方をされているんですね。｣


何やら珍しいコンビが来店した。
普段おチビちゃんは蘭ちゃん達と、
沖矢さんは一人で来ることが多い。
まぁ何となく察しはついたんだけど…


沖｢律さん、今日は
この後ご予定はありますか？｣

『え？時間が来たら別に店片付けて
帰るだけだけど…？』

沖｢よろしければご飯でも…
と思いましてね。｣


…これが沖矢スマイルか…
くそぅ、中身が赤井さんってだけで
イケメン具合が倍増の倍増…くぅ…っ！！

その笑顔の裏に隠された意味が
私と同じ考えなら断る意味は無い。
コナン君がいる時点で確定なんだけどね。


梓｢きゃー！！律さん！！
お誘いですよお誘い！！！｣

『ははっ、そんなんじゃないってー。
ねぇ…沖矢さん？』

沖｢私は貴女が魅力的だから
こうしてお誘いしているんですよ？｣

梓｢きゃぁぁぁぁ！！！沖矢さん積極的っ！！｣

コ｢はは… はぁ…｣


例え"沖矢昴"だからと言って
あの人からこんな歯の浮くような
セリフが聞けるとは…
置鮎ボイスご馳走様です、ぐふっ…
ほにゃららの柱になれ！とか
言ってくれないかなー…←


コ｢聞いちゃった〜！
そこでたまたま沖矢さんに会ったから
一緒に来たけど、僕も行っていい？｣

梓｢あ、これは大人の…｣

沖｢是非、コナン君も一緒に行きましょう。｣

『外に連れ回すのもアレだし
うちで食べます？気合入れて作りますよ〜』

コ｢やったー！！
律さんのご飯美味しいから大好き！！｣


なーんて息ピッタリの茶番も入れたら
そのまま話が進む。
盛り上がってた梓ちゃんには
ちょっと悪い事しちゃったなぁ…
今度たっぷり女同士で恋バナしようね。

今日はガッツリ食材買って帰りましょう。

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