箱詰めされた男達を拾っちゃったんだが【混部】3

拾った56 ページ4

Aside

ヤバい…承太郎さんに見られた…私のありのままの姿をッ！！(羞恥)



私のありのままの姿を見てしまったのならば、残念だけど君を生かしてはおけないよ←



と、別にするつもりのない殺◯予告をしながら洗面所を出た。ドアを開けた瞬間目の前に立ちはだかったのは……



A「どわ〜ッ！？か、壁がッ！！」←

承太郎「落ち着け、俺だぜ俺」

A「ハンバーグ？」←

承太郎「そうだ、しかも豪華なやつだ」

A・承太郎「「チーズイン」」←←

承太郎「…って違う違う」



なんでか知らないけど珍しくノリツッコミをかました承太郎さん。思ったより上手いしキャラじゃ無いのもあって普通に笑える。



こんな面白いこと中々無いから後でジョセフさん辺りにでも教えちゃおう、と思っていると、承太郎さんは突然頭を下げて「さっきは悪かった」と謝って来た。



承太郎「開けた瞬間ビックリしちまってな、本当にすまなかった」

A「いやいや、良いんですよ！そう言う事故はあるものですし！」

承太郎「そう言うモンなのか…？まあ、Aが良いのなら次から俺が気を付けるのみなんだが…。」



そう少し困惑したように言った承太郎さん。初めて会った時なんかは「めっちゃ怖そう」と思ってたけど全然そんなこと無かったな。



普段から寡黙で冷静、感情を表に出すことがあまりないからそう言う風に見えてしまっているだけであって、寧ろ滅茶苦茶優しい人だった。



これはモテますな←

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