直接対決 ページ11
『ベルモット…!』
べ「ふふ…ごめんなさいね、ただ捕まってるわけにはいかないのよ…」
『…貴方が最後よ』
べ「えぇ知っているわ…。」
『貴方たちの目的は何だったの』
『…捕まった奴らも口を開かないわ』
いくら問いかけても、ベルモットは不敵な笑みを浮かべて私のことを見るばかりだった。
『はぁ……どうするつもり?もし私をこの場で殺して逃げられたとしたら』
べ「………秘密――――」
べ「『A secret makes a woman woman…』」
べ「さあお喋りはここまでよ…」
『…』
銃の安全装置が取り外された。
…覚悟はできている。
もし私が死んでも移動中に呼んだ応援がこの倉庫を囲んでいる。
ベルモットは私を殺したって、どうせ逃げられない。
それに変に私が今ここで抗うより、素直に殺された方が公安の応援らが捕まえやすい…
…何だって、するつもりでいた。
『(じゃあね…零)』
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バン
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作者名:紅緒 | 作成日時:2020年11月5日 17時