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やっぱり美少年 ページ2

『コナン君、来たよ?』




工藤邸の前でドアを開けてくれるのを待つが、返事がない。





しかし何やら仲が騒がしいのは音で分かる。





『コナンく…』





バタン!





『うわっ!?』





いきなり勢いよく扉が開かれ、





私の腰あたりに小さい男の子が突進してきた。





『わ、ご、ごめ…大丈夫?』





その男の子はコナン君ではなかった。




綺麗な、金髪の頭をしていた。





『…』






もしや……、





「ごめんなさい」





男の子が私を見上げて言った。





『え…』





この整った顔立ち…




金髪褐色肌…




ハーフ……




『れ…零?』






コ「あー!Aさんやっと来た…!」





『あ、コナン君…』





「なんで僕の名前知ってるんだ!」




『っえ?』





コ「そ、その子…、安室さんなんだ…。」





『え”ぇ”ええぇぇええぇ!!!』




やっぱりそう!?




ほんとに…縮んじゃったんだ…!!





『え、ねえ零私のこと覚えてないの?』




さっき、何でこの人、って言ってた…





零「…Aに似てる」





『っそ、そうそうAだよ!』




コ「いや…安室さん…、」




零「だから安室って誰だ!」




コ「記憶もないみたいなんだよ…」




『はぇ?』




記憶も…ない??





コ「安室さんの七歳の時までの記憶しかないみたいなんだ。」




『っじ、じゃあ…』





『見た目も子供、頭脳も子供ってこと…?』





コ「…ああ、そういうことになるな」






ま、まじか。






じゃああんまり変なこと言わないほうがいいかな…






『あ、零、ちょっと中はいろっか』




零「うん…」





とりあえず状況を整理しないと…




「何だか騒がしいですね、」




コ「『あ』」




沖矢「どうしたんですか?」





またややこしいの来たー

止まった記憶→←夜。



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作者名:紅緒 | 作成日時:2020年11月5日 17時

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