五時半のかごめさん

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…まあ、笑顔は怖いけど…





私が思っている疑問点は今、全部花子くんが話してくれた









｢確かにそうよね…私もそう思う。でも、あのーほら！Aにとってはココは思い出の場所で！先生にお願いしてココで練習させてもらってた、とか！！｣









色々と怪しいとは思うけどAだ。



Aは普通の人間で…別に怪異なんて…






っていうかなんで私はAのことを怪異、だと


疑っているのだろう…




花子くんと怪異なのかな？って話していたからかもしれない。








でも…









｢でもココってーヤシロたちが中等部だったときも立ち入り禁止っていうか旧校舎を用事で使ったことないよねー？｣









｢え〜、ますます怪しいじゃん｣





そう言って花子くんは口角を上げていた。









｢確かにそうっスよね…｣









｢うん…｣









｢と、いうことはぁ〜｣









｢｢…ということは…？｣｣

私と光くんシンクロ…





．









．









．









．









｢…尾行、してみる？｣








にっ、って、にっ、って、効果音つけていいぐらい花子くんは笑っていた。

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