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脱走2 ページ2

『………んん……?』

ぼやける視界の中、時計を見るとちょうど4時を指していた。

『………………ん…………。』

朝ご飯を作るにはまだ早いけど、起きてしまおうか。

もそもそと動きながら、布団をめくる。

「……おい、寒ぃ。」

『……う〜……。』

紅丸が布団に引きずり込んでくる。

『……離して〜……ご飯作らなきゃ……。』

「ンなもん、今日は紺炉でいいだろ………。」

紅丸は私を胸に埋めて目を閉じる。

こうなってしまったら、紅丸は動かない。

『もう。』

仕方なく私も二度寝を始めた。

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作者名:ウィンぷす | 作成日時:2019年9月30日 21時

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