銀魂《宇宙海賊春雨・幻の第十三師団団長は…？》

23話 ページ25

Noside

虚と別れた後、奈落が援軍を連れて来た
　
それを蓮華は、一人で止めていた
　
軽く50人は、超えている

ザシュッ

蓮華「ッ…」

ビシャ
　
蓮華「つッ、」
　
グサッ
　
蓮華「くッ…」
　
腕や足を斬られ、お腹を刺され、ボロボロの蓮華
　
蓮華「くっ…」
　
ポタッポタッポタッ
　
みるみる血が流れていく
　
蓮華「これ以上来たら、ヤバイなッ…」
　
ピッピッピッ
　
カチッ

蓮華は、通信機を切り替え
　
白兎『こちら白兎だ』
　
蓮華「ッ…、白兎、悪いんだが作戦変更だ」
　
白兎『えっ、作戦変更？』
　
蓮華「あぁ、奈落の攻撃を妨害しろ」
　
白兎『それは、つまり』
　
蓮華「私達は、自由にしていいって事だッ…、もう奈落とは、関係ない」
　
白兎『分かった、煌太にも伝えておく』
　
蓮華「あぁ、よろしく頼む」
　
カチッ
　
通信を切る
　
蓮華「ッ…つ」
　
ズズズッ…
　
足を引きずりながら、歩いている蓮華

その時
　
タッタッタッ
　
前から団員達が、数人走ってきた

船員2「団長！」

蓮華「ッ…！」
　
船員3「大丈夫ですか、団長！」

蓮華「あ、あぁッ…大丈夫さ。それより、急ぐぞ」

船員4「は、はい」

　
タッタッタッ
　
　
しばらく走っていると、船が見えた

　
　
船に入ると

タッタッタッ
　
前から白兎と煌太が走ってきた
　
白兎&煌太「「団長！」」
　
蓮華「白兎…煌太ッ…くッ…」
　
ポタッ
　
斬られた所から血が流れている
　
船員3「団長！早く、処置を」
　
白兎「団長ッ！！！」

蓮華「つッ…あまり、騒ぐなッ私は、大丈夫だ」
　
煌太「ッ…」
　
蓮華は、立ち上がると、壁に手をつきながら医療室へ向かう
　

　
医療室にて
　
団員3「団長、大丈夫ですか？」
　
蓮華「あぁッ…」
　
処置を終えると、また立ち上がる蓮華
　
団員4「団長！何してるんですか！？安静にしてなくてはッ！」
　
蓮華「大丈夫さ、治療ありがとな」
　
足を引きずりながら、医療室を出ていく
　


トコッ
　
白兎「無理すんなって、団長」
　
蓮華「いや、大丈夫だ。こんくらいで、休むわけには、いかないさッ…それより、奈落の妨害を続けてくれ」
　
白兎「はぁ…分かった」

バンッバンッバンッ
　
ドガーーーーーッ
　
奈落の船の砲台を打ち壊す

　
　

暫くして奈落が引き返していくと
　
蓮華「ッ…白兎、お願いがあるんだが」
　
白兎「何だ？」

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